鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ある公園で

2014年09月07日 02時42分26秒 | 懐疑・猜疑・疑義


この看板を見て『オヤ?』と思う人もいるだろう。

①枚方市は野球とサッカーを危険な球技の代表的なものとみなして禁止している。(市立施設であれば学校等でも同じ)
②この公園で野球とサッカー等の球技をやると、立木にぶつかって怪我をする恐れがあるのでやめておきなさい。
③この公園で野球とサッカー等の球技をやると、他の公園利用者にも怪我をさせる危険があるのでしてはいけない。
④危険な球技は禁止。(他の競技は判断基準がないので自分の判断ですること)
⑤野球・サッカー等の球技は他の公園利用者を巻き込んだ事故を起こす可能性があるので禁止する。
⑥常識的に危険な行為は禁止されるまでもなく公共の場である公園ではするな! (例えば、野球やサッカーなどはもってのほか!)

以上が考えられる。

ある公園と書いたが、たまたま時間つぶしにぶらぶらして出会った『車塚公園』。子どもが水遊びするような、バリアフリーの噴水があった。子連れもいなかったし、周囲のウォーキングコースを歩いている初老が二、三人だけだったので、この看板が一番目立った。

公園に禁止事項をでかでかと掲げてあるのを見させられると興醒めだ。傍若無人に全力で遊んだ人たちがいて、それを禁止して欲しいと市役所に電話した人がいて、事故の責任を免れるためになり振り構わない看板が設置されるという構図だろう。

ボランティアの巡回員が危ない行為があれば注意する。強い権限などはないが、二人一組で定期的に環境保全目的で見回り、あとは利用者・市民の良識に任せる、というような緩やかさになぜできないのだろう。

『・・・禁止!』と強くでるイラダチは、よほどの事故があり、市の責任だと訴えて裁判になった例があり、痛い目にあった憤懣が表れている文言なのかも知れない。『公共の福祉を何と心得るか!』と枚方市民ではないけれど、誰にともなく怒ってみる。
コメント (2)
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