JR駅のホームにあるボックスにこういう標示があった。人がホームに転落するか自分で降りてしまったら、それを検知してこのホームに向かっている電車に急ブレーキを指示するのだろうか? 説明が書いてあっても良さそうなのに・・。
この標示は乗客に何をアピールしているのだろう。これだけの大きさで目立つ字は内部的な認識標示ではなく、利用者に示している筈だ。これがあるから、もしも転落しても、よほどの寸前でなければだいじょうぶですよ、ということなのだろうか。
ホームドアが設置されるまでの過渡的窮余策なのだろうけれど、どうしてもこの標示には、『乗せてやっている』という国鉄時代の尊大さが感じられる。果たして、こんな装置が役にたった事がどれほどあったのだろう。役に立つ必要がないのが一番のわけだけれど・・・。