ここしばらくブログネタとしての画像を撮れなかった。
気合を入れて世に問うモノなど今は書けそうにないので、自撮り画像にその時々の思いつきを書くパターンを続けてきた。
持続は力となるかどうか怪しいけれど、何かないかと探したら、7月5日に撮った二つのピンボケ画像に行き着いた。
ハグロトンボは沢筋や薄暗い山でよく見かける。
私の徘徊区域で見ることはめったにないのに、今回は日当たりの良い草ぼうぼうの空き地で見た。
こいつはヒラヒラと飛ぶ。
およそトンボらしからぬ動きだから、あれで飛んでる虫を捕まえることなんてできるのかと、他人事(?)ながら心配になる・・(ほどでもないか)。
これをオハグロトンボと言う人がいて「え?」と思ったことがあるけれど、その後、お歯黒のように黒いということからの命名だと何かで読んだ。
おのれの鈍臭い動きをわきまえているせいかすぐ逃げるのでなかなか近づけなくて、遠くからのピンボケ画像をトリミング。
カラスアゲハもめったに見ることはない。
子どもの頃に、一頭捕まえたことがあるだけだ。
緑や青に妖しく光る大きい羽にウットリのやつなんである。
同じ揚羽蝶の仲間でクロアゲハという黒いだけのヤツがいるけれど、なぜそっちをカラスアゲハとしなかったのだろう。
鴉の濡羽色を広辞苑で引くと、『黒く青みのあるつややかな色。また、黒色』とある。
カラスは確かにツヤツヤした黒だけれど、メタリックに光ったりしない。
鵜なら首のあたりが緑か紫に光っている。
という訳でカラスアゲハの命名には不満なのだけれど、検索してみると、カラスザンショウに卵を産みつけるとある。
それでも納得しがたい。
こいつの妖艶な美しさは形容しがたい位なのだから、名付けるなら極楽揚羽。
で、羽も閉じ気味でパタパタしてたから、このピンボケトリミングで精一杯。
追記;極楽揚羽じゃぁ・・なんだかなぁ・・という気がする。月並みな言葉の羅列なら、今どき検索すれば必ず何かに使われている。『蝶超蝶』・・これならどうだ!