花が咲いても雄花ばかりだったのが、脇芽からの蔓に雌花が三つ付いた。
主蔓の方には雄花しか咲かなくて脇芽蔓の方もほとんどが雄花だけれど、たまに雌花が付くということなのか・・。
今のところ、いつのまにか生えたこの一本だけの結果なので、個性なのか属性なのか分からない。
後から生えてきた苗のうち6本を2本ずつプランターに植えているけれど、花が咲くまでの成長はしていない。
カボチャは1個か2個だけの実を大きく育てるために芽欠きや摘心をするようだ。
私の故郷の辺境で作られ続けて来たバナナ・カボチャという巨大バナナのような形状の変種。
じつは私が保存していて蒔いたタネが発芽したのではない。
台所から庭に捨て蒔かれたタネからの偶然の産物だから適当に気の向くままの実験材料。
1個目のツボミがふくらみ花開いた日は、いろいろと用があって人工授粉をさせないでしまった。
二日目のしぼみ始めている花を無理やり開いて、雄花から取った蕊をなすりつけた。
受粉したかどうかは分からない。
2個目が育っているから、受粉失敗で落果しても大丈夫。
それに蔓の先に3個目も発見した。
この3個目は間引きするべきなのだろうけれど、決心がつかない。