環天頂アークという現象だそうだけれど、逆さ虹の方が覚えやすい。
テニスのゲームが終わってベンチに戻るときに、「あ、虹!」という声で見上げれば、『こりゃまたなんじゃらほい・・虹がひっくり返ってる・・』。
「何て言うんやったかなぁ、何とか言う虹やねんな・・」と言うひとに、環天頂アークという現象でなんたらかんたらと説明できたらカッコ良かったけれど、逆の弧を描く虹は初めて観た。
画像を逆さまにしたら普通の虹に見えてしまうけれど、真上より少し地平寄りで、もっと下には雲に隠れた太陽光がうっすら見える。
逆さ虹であることがわかるように撮りたかったから、ウロウロしているうちに数分と経たずに消えてしまった。
しぐれそうな空とまでは言えないけれど、雲の流れが速くて見上げるごとに違った空模様になっている一日だった。
逆さ虹を撮った反対側は、わたし好みの淡い暖色の紅葉なった山。
地面には名残のセイタカアワダチソウが変な咲き方で「セーフ!」と言っているように見えるが、「政府はアウト!」と言いたいこの頃。
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