前に取り上げたアポミクシス(無融合生殖)のムカゴが売られていた。
隣の『山の芋』とあるのはこのムカゴの親かもしれない。
反対側の隣に『きぬかつぎ』とあるのは、小さいサトイモの調理法を品名にしてしまっているようだ。
『頭芋』というものも売っていて、見たら単なるサトイモの親芋じゃないか。
検索してみると、京都ではサトイモの親芋を頭芋と呼び、正月の雑煮に入れるのだとか。
田舎の農事の師匠は、食用にならないから捨てると言っていた。
次の年の種芋として使っても茎ばかりが大きくなりすぎるとのこと。
私は初めて作った年こそ言われるままに捨てたけれど、以後は食べたり種芋にしたりで無駄にはしていない。
京都に持って来て、他人様に差し上げたら喜んでもらえるのだし・・。