鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

深夜の訪問者

2020年03月22日 00時06分22秒 | 農事


このところの陽気で、キャベツが変色してきた。
猛々しいようでもあるけれど、とう立ちが間近なのだ。
よそ様に差し上げる格好には育たなかったので、一人で毎日食べていても、そんなに消費できるものではない。
蝶が飛び始めたら、生の千切りを食べるのはしにくいので、早めに収穫した方が良いのかどうか。
そんなことを思いつつぐずぐずしていたら、何物かにかじられ食われている。
雪のある時には屋敷内に足跡や団子状の糞が散見されるので、ほぼ間違いなく野うさぎだろうと、この食い方を見ても判る。
農道を走行中、ライトに照らされた野うさぎが、いきなり車の前を斜めに横切って慌てたことがある。
兎追いしかの山の生態系は昔とほとんど変わらない。
というよりむしろ活発になって、ニホンカモシカは出るわクマだって近くで目撃されるわで自然が迫りつつある。
野うさぎに農作物を荒らされて困るというようなことを、この辺りで聞いたことはないので少しは残しておこうか。
私にすれば、とう立ちして花が咲けば蜜蜂に良かろうと考えるわけで、バランスをどう取るか迷う。
と、ここまで昨夜書いていたのだが、夕方に一昨年収穫せずに放ったらかしにしていたハクサイキャベツを食っているヤツを目撃した。
なんとヒヨドリが、真ん中に乗って、周辺部分を食いちぎっていた。
近づいたらすぐに逃げられたので、画像には撮れなかったけれど、見てみると昨年来のキャベツと全く同じ食い荒らし方。
つまり、深夜の訪問者の仕業ではなく、白昼に私の目を盗んでことに及ぶ空からの奴の仕事だった。
ヒヨドリはホバリングしてミツバチを捕食するし、蛾をくわえて飛んで行くのも見たことがある。
ナンキンハゼの実を摘んで食っているのを見たこともあるので、効率よく栄養物を餌としていると思い込んでいた。
ハクサイやキャベツを食うとは思いがけなかった。
この食い荒らし方はヒヨドリの仕業と肝に銘ずべしだ。

訂正;今朝確認したら一昨年来のハクサイではなく、同じく一昨年来放ったらかしのキャベツを食っていたことが判明したので訂正。
コメント (2)
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