鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

後遺症・・・その10

2020年05月15日 00時39分00秒 | 健康ネタ


散歩中に見た、桃のような薔薇。

わずか10g~20gの臓器=甲状腺でも、全摘してしまったからには、今後一生甲状腺ホルモンとビタミンDとカルシウム剤を飲み続けなければならない。
たすかるのは、薬が一般的で非常に安いということ。
大手酒造会社数社が高濃度アルコールを製造販売するそうだ。
『飲用不可』というラベルを付けるなどの条件を満たせば、酒税を免れるのだとか。
すると安価で出回り、消毒用アルコール不足が解消されるのだろうけれど、アルコール依存を助長しそう。
かなり前のことだが、毎日昼に行く飯屋に、コップ一杯の酒だけを頼んで椅子に座ることなく、キューっと一気飲みして帰る中年男がいた。
「働きもせんと・・」などとおかみさんがブツブツ言いながら一升瓶から注ぎ、聞き流しながら彼は飲み干して、プイと出て行くのであった。
親戚でもなんでもないらしいけれど、その一瞬のやりとりが彼には嬉しかったのかもしれない。
閑話休題。
触覚の違和感は、左側頭部のタンコブ感もそうだし、首の右側半分もそうなのだが、右鎖骨の下側(乳の上)にも、かなりの違和感がある。
おそらく、それらは担当女医が言うように、神経が傷つけられたからに違いないのだけれど、こんなにも症状として現れるのかと驚くばかりだ。
ノドの絞られ感も相変わらずで、ときどき自分の声ではない声になる。
これは、縫い付けた糸が溶けていく3ヶ月を待たないと治らないのか、あるとき急に改善するのか。
日にち薬にしても、これほどしんどいとは、なさけない。
やはり何本か大事な神経を傷つけられてしまっている。
医師にすれば想定内のことかもしれないけれど、迂闊にも、患者の私にしてみれば想定外の後遺症だ。
仕方ないので自分の手でさすりながら治していくしかないようだ。
『手当て』という言葉は医術の基本なのだと聞いたことがある。
まずは患部に手を当てることだというのだ。
人の手は大きな力を秘めていて、当てるだけで症状が改善することもあるそうで。
そういう力を持った看護婦さんがいて、枯れそうな花に手を当ててみるみるうちに花が生き生きとしたと真剣に話す人がいて、『マユツバを・・こいつ変』と思ったものだった。
ハンド・パワーのMr.マリックがテレビに出てくるより前の話。
身体は低体温気味でも、私の手は実際のところいつも温かいので、さすって治すしかないか、傷ついた獣が傷を舐めて治すように。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする