鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

後遺症・・・その6

2020年05月11日 05時53分53秒 | 健康ネタ


術後4日目くらいだろうか、左手が痺れた。
毎日「手に痺れはないですか」と聞かれていたから、期待に応えられた気がした。
いつもの女医に伝えたら、「お薬をすぐ出しますね」と言われる。
ナースがすぐに持ってきたのは、毎朝1回飲むようにと渡されている中の乳酸カルシウム末1gと全く同じもの。
つまり、甲状腺を摘出したことにより、血中にカルシウムが不足して手が痺れたという事らしい。
飲んだらすぐにあっけなく痺れは治ってしまった。
数時間後にまたやってきた女医にどれくらいで治ったか聞かれて、15分くらいで治った気がすると応えた。
そうしたら「症状があったら、頓服ですからその都度飲んでください」と言う。
その2日後くらいにまた左手が痺れたので、薬を飲み、又すぐに治った。
先輩格女医がやってきた時にも、同様に聞かれてその顛末は伝えたのだけれど、「ツッパルような感じはないですか」とも聞かれる。
言われてみれば、ベッドの上でくしゃくしゃになった毛布を足だけを使って直そうとしていた時に、足がツリそうになったことがあった。
それを伝えたけれど、『あーふんふん』でスルーされてしまった。
その後、また左手が少し痺れたことがあって、そこで本当の原因がわかった。
ベッドをまたぐテーブルにノートパソコンを置いていてネットをしたりブログを書いたりするのだが、そのテーブルは多少何かがこぼれてもいいようになのか、縁取りが高くなっている。
集中してパソコンに向かっている時に、左手手首が縁に圧迫されて血流が止まり気味になり、痺れたのではないかと気づいた。
採血しての結果でも血中カルシウムの値は正常だそうで、私の痺れ申告はほぼ虚偽であったと密かに納得した。
新米と先輩の二人の女医はどのように、私の申告と数値の折り合いをつけていたのだろう。
痺れはテーブルの縁が原因だったようだ、とは言えないまま、頓服薬もかなりの量をもらったまま退院となった。
すみません。
コメント (2)
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