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道路端縁石とアスファルトの隙間に咲くニワゼキショウ。
ハメられたのか、投げやりになったのか、依存症なのか、特ダネを売ったのか。
ニュースを知った時には、『おーっ』と興奮してしまった。
『なんで、どうして・・』と繰り返されるニュースを見聞きしているうちに、確信的憶測が湧いてきた。
結論から言えば、黒川検事長が自分の身を守るためには、これしかなかったのだろうと。
つまり、自分で文春に情報を流したのだろう(それとも記事になるよう仕向けた)と思うのだ。
人当たりが良くて有能な人だから検察庁No2にまで上り詰めた人間というのが彼へ一般的評価のようだ。
ところが、麻雀の好きな普通のおじさんという面も持ち合わせていた。
ゴリ押しの定年延長から法改正までして検事総長になった日には、直接に官邸から指図があるかどうかということより、全ての事件への忖度一筋のロボット状態になるしか道はない。
カッターナイフの刃入りの脅迫文も届いたことだし(どこのどういう勢力の圧力なのか)、訳のわからない位置にいる自分の命を守るためにはどうすべきかと、麻雀をしながら考えたに違いない。
この面子(麻雀メンバーのこと)の誰かが特ダネ記事をいつ書くか分からないと考えたり、誰か一人でもコロナ・ウィルスに感染していたらなどと考えたりもしたにちがいない。
そうして、『もう出世は諦めて普通のおじさんになろう』と思ったのだろう。
これで、彼は自分の命を守ることができた。
世間から、ものすごく注目された検察庁No2の検事長が、いきなりチンケなしょぼい普通のおじさんに成り下がったのはそういう事情。
今後すぐに彼がやるべきことは、最寄りの警察署に『賭け麻雀をやりました』と自首することだ。
正直になることでしか、第2の人生は始まらない。
たまに賭け事もやる一般人として、コモン・センスで正直な自伝なり半生記なりを書いたら、また時の人になるのも夢ではない。
リークでマスコミと世論を操作するような検察・警察の驕りをコモン・センスで見直してくださいな。
追記;『マスコミ』としていたけれど、『マスコミと世論』に訂正。