鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

マスクが必要な人と不要な人

2020年05月09日 02時54分15秒 | 日記

先日、山を徘徊して送電線鉄塔の下にて一休み。クマバチがホバリングしていた。

退院して10日目の昨日と今日と、病院に行ってきた。
昨日は術後の経過診断と血液検査結果を聞く為。
今日は、念のためにやったほうが良いだろうと言われている放射性ヨード治療の申し込みと説明を聞く為。
入院前と今現在とは、病院の景色が変わったような気がする。
病院内にいるすべての人がマスクを着用しているのは変わらないが、それに加えてカウンターの向こうで患者や外来者の応対をする人たちの半数はフェイスシールドもしている。
私の行く棟の入り口では、アンケート用紙を渡されて最近の体調を記入しなければならず、体温は最新機器で耳のあたりに向けて測る。
病院内でも3歳くらいの子どもがマスクを着けずに、母親の周りをうろちょろしているシーンは2、3見られた。
そんな子を見ると、なんだかホッとするものがある。
病院に決してコロナ・ウィルスを持ち込ませないという決意のようなものはわかる。
でも、病院内で働く多くの若いスタッフの中には、無症状無自覚のままいつの間にかコロナ・ウィルスに感染して抗体ができている人たちも多く存在するのではないか。
病院内だけではなく、もちろん外を歩く人もほとんどはマスクを着けている。
マスク姿でジョギングしている人すらいる。
私は一人で車を運転して病院に行き、車内ではマスクをしない。
すれ違う車を見れば、半数以上の運転手がマスクをしているのは不思議な光景だ。
『・・人口の60%以上が抗体を持つようになると集団免疫が形成される・・・米独よ
り1か月早くコロナ感染が始まった日本や韓国では、すでに40%ぐらいの人が抗
体を持っているのでないか。集団免疫まであと一歩ということになる・・』という記述を田中宇の国際ニュース解説 で読んだ。
悲観的な数値ばかり強調していたマスコミも、ここにきて下降数字を上げるようになり、「でも気を緩めてはいけない」とテレビに出てくる首長が言う。
マスクがなぜか急激に出回る気配を見せて、車を運転していても、何十枚入りか箱買いマスクの入ったレジ袋を持つ通行人を何人か見た。
毎日違ったマスクで、先日はペイズリー柄まで見せてくれた小池都知事の昨日のマスクは、無地だったけれどワンポイントの刺繍が施されていた。
意固地になって小さなアベノマスクを掛け続ける首相と対のユーモアなのかなんなのか、珍現象として楽しませてくれる。
花粉症で洟水がズルズル出るのを隠す必要のある人や、医療従事者や衛生管理の必要な人たちはマスクが必要だけれど、じつは不要な人も皆がマスクをしている。
素顔の付き合いというのか、顔を隠さないで良いはずの人がマスクを着けさせられることのない現実はいつやってくるのか、待ち遠しい。
コメント (2)
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