鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

自粛警察のこと

2020年06月12日 07時00分17秒 | 懐疑・猜疑・疑義


我がふるさとでも自粛警察行為が確認されたらしい。
他県ナンバーの車が、郊外型大型店舗の駐車場で非難中傷文句を書いた紙を貼られたのだとか。
ある集落に入ろうとした車が止められて、他所の県から何用だと詰問されたのだとか何とか、又聞きだから正確なところは掴めないのだけれど・・。
私はここにもすでに書いたが、関西3県の緊急事態宣言が解かれた日に、県を跨いだ移動を自粛するようにという電光掲示板を何箇所かで見つつ、5県をまたいで新潟県にやってきた。
その心は、自分のワガママで日本の食料自給率をこの緊急事態だからこそ下げるわけにはいかないから。
そうして3週間の滞在で今やるべき農作業は全て成し終えた。
来てから2週間は外出自粛に努め、検温も毎日やって、36度5分を超えたことはない。
ときどき咳き込むのは、4月に受けた甲状腺癌全摘の傷が癒えていないからだ。
紙を貼られたという駐車場にも私は自分の車を運転して行き、駐車した。
ただし、入口からも車椅子マークの場所からも遠く離れて、ゆっくり走らせ、すでにとまっている車には横づけせず、マスクをして車から出て店内に入った。
自粛警察のことを聞く前からそのようにしていたから私は非難がましい目も感じなかったけれど、紙を貼られた人はプラスαの不手際があったのかもしれないなどと小さく憶測非難してしまうのもまずいだろう。
自粛警察とくれば、魔女狩りから全体主義へ、そうして軍国主義へと進む道が予見される。
それは多くの知識人や良識ある人が危惧することなので、それはそれとして、私はどうしたらそれを助長せずに被害にも遭わないかを考える。
自分で先に紙を貼ろうかと考える。
私は、前立腺癌と甲状腺癌を患ったから、基本疾患保持者の前期高齢者なので新型コロナウィルス感染には、かなり気をつけなければならない立場。
そうして来週は京都の病院での両方の診察があるので急いで戻るのだけれど、またこちらにすぐくる予定なのだ。
なら、どういう文言が良いか。
短かくて、キャッチーで、批判中傷の気が起きないようにしなければならない。
『何じゃこりゃ』と少しくらい『?』がわいてしまうものでも良いかもしれないと考えたのがこれ。
【Uターンです】。

画像はウチに自生して咲いている鳴子百合。
コメント (4)
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