鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ケラは敵(かたき)

2020年06月19日 05時06分33秒 | 農事




1週間、10日前になるけれど、毎年作っている田舎の伝統野菜のバナナカボチャが根付かずに枯れる。
ポットの種から芽がでて、十分に育ってから定植したら良いものを、気が急いて小さいうちに畑におろした。
葉っぱが食われるのは、黄色い小さなコガネムシ系のウリハムシの仕業。
見つけるたびに指で潰すのだが、ゆるゆると飛んで逃げられることもある。
虫を手で潰すなんてことは今までやらなかったことで、しかも一応、甲虫(こうちゅう)なので気がすすまない。
ところが敵となると、指先にブチッという感触を感じ、黄色い汁に指を染めながらも平気になるからオソロシイ。
いくらウリハムシを退治しても、水を朝晩やっても枯れそうなカボチャを予備の苗に植え替えようと掘り返した。
そうしたら、ケラが一緒に出てきた。
田んぼでしか見たことのないケラが畑のカボチャ苗の根元土中にいたのだから、枯れかけはコイツの仕業に違いないと思った。
子供の頃によく遊んだ見慣れたヤツだが、この度こいつは敵として現れた以上、生かしてはおけぬ。
殺そうと思ったけれど、この愛嬌ある姿を見ては踏み潰せなくて、軽く踏んだだけにした。
ダメージは受けたかどうか確認もしなかったけれど、生き延びて、また悪さをしているかもしれない。
ネットで調べると、昆虫食の食用であったり、飼育方法が紹介されていたりと興味深い昆虫だ。
次に出会ったら、必ず捕まえて、食うことはせず、とりあえず飼ってみたい。
2枚目の画像は、ウリハムシ対策にアルミホイルを根元に敷いてみたもの。
アルミホイルが小さすぎたか、全く来なくなったということはない。
梅雨になったから、ウリハムシやオケラに多少やられても、成長スピードが優り、ぐんぐんと育っているのではないかと期待する。
こちらに戻って1週間、もう一つ用をすませてからまた田舎に行くのだけれど、それまではただ困ったときだけの神頼み。
コメント (4)
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