五月菜の花にいたのが、妖しげなニオイ漂う派手なカメムシ。
とは言え、臭いを嗅いだわけではない。
臭いタイプのカメムシの半分ほどしかないけれど、模様の鮮やかさで目を引いた。
初めて見たヤツだったが、調べてみるとアブラナ科の菜っ葉によくいるカメムシで、その名もナガメ(菜亀)なんだそうだ。
接写していても屁もせずおとなしいのは、模様にひるんで鳥も食おうとしないからか。
人間の背丈ほどにとう立ちした菜でも蜜蜂のための菜の花なので、私からすれば害虫だけれど、ひとり楚々とした風情なので撮るにとどめる。
下の画像は刈った草を積んだ堆肥場で春先に見つけたカブトとカミキリの幼虫。
大小の相似形だが、小さいのはカミキリのはず。
どんなカミキリが出てくるかと、水槽に土と堆肥を入れた中にカブトと同居させている。
カブトムシはともかく、カミキリムシは畑にいた害虫なので正体を確かめたい。