4、5日前の田舎にいるとき、ジャガイモの花にハチがきているのを撮った。
ニホンミツバチかと思ったが、少し小さめで羽の様子や飛び方や全体の雰囲気が違う。
ジャガイモ畑全体を観察する限り、ニホンミツバチではないこのタイプのハチだけがジャガイモの花の蜜を吸うようだ。
調べてみるけれど、ムカシハナバチ科、コハナバチ科、ヒメハナバチ科のどれかだろうけれど同定が難しい。
ジャガイモの花はイモの方に行くべき栄養を奪うから摘むという記述を何年も前に読んだことがあり、ハチも我がニホンミツバチではないからには摘むべしと結論をだした。
農事の師は、そういう作業はやらないらしく、私が花を摘んだことに対して『わざわざ変わったことをするなぁ・・』という感想を呟いていた。
検索してみると、手間暇かけて摘んでも収量にはほとんど影響せず、むしろ傷口からの病原菌侵入の方が危惧されるようなことを書いてある記事を見つけた。
私の育てているキタアカリは花もよく咲き、ミニトマトみたいな実もけっこう付けるタイプだが放っておく方が良さそうだ。
早く言ってよ・・・って、私が勝手に早とちりして余計なことをしているだけだった。
自分のハチではないからと敵視したわけではないけれど、ただいまの新型コロナウィルスでも言われるように、敵視ではなく共存の道がよかろうということか。
じつは花を摘むのも積極的にはやらず、蕾が多い枝は残したり、摘むときも爪を立てずに両手を使って千切るようにしたりして気を使ってはいた。
ジャガイモの花は摘まないで自然に任すべしと、この記事を書くにあたって検索してみて結論がでた。
やはり、昔から農業やってる人がやらないことは、やらないにこしたことはないということか。