鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

ウラナミシジミ

2020年12月13日 10時30分10秒 | 


1週間ほど前に撮った蝶が気になっている。
寒い朝にじっと動かないシジミチョウのことを少し前に取り上げたけれど、あれは翅を閉じた姿だった。
めったに表側を撮らせてくれないシジミチョウが、ダイコン干しに止まった。
止まってから直ぐに翅を開き、そのまま時計回りに回って日向ぼっこの様子で静止したところをパシャ。
裏側の模様がわからないから、同定できないのではないかと思ったが、ウラナミシジミの紹介画像に全く同じような画像が載っていたので、ほぼこれで間違いない。
蝶は裏表の模様がかなり違うものが多いけれど、シジミチョウは特に顕著なのではないかと思う。
裏表のある奴だから、巧みにそれを使い分けているのだと思われる。
尻尾のような髭のような翅の突起はなんの役目をしているのか、何かの痕跡か、はずみの付け足し風。
1回飛び立ったけれど、また同じ動きの同じポーズをとったから、小さな目玉模様で身を守りつつ体温上昇を図っていたのだろう。
斜めから見ると、全体が鮮やかな瑠璃色に光ったけれど、その角度は撮り損ねた。
描かれた蝶、撮った蝶、観察した蝶は、それぞれが全く別物だ、などと想う。
コメント (2)
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