鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

大根干し その後

2020年12月18日 00時02分02秒 | 農事


NHKニュースで、京都八幡の禅寺『円福寺』で恒例の大根干しが行われた様子を伝えていた。
『僧侶が修行の一環として毎年この時期に、たく鉢で地元の農家などを回り、受け取ったおよそ1200本の大根を木に干す作業を行っています。・・・およそ10人の修行僧が・・・境内にある高さ15メートルほどの大きないちょうの木に、数本ずつにまとめた大根を滑車とロープを使って次々とつるし・・・1か月ほど天日で干したあと、1年から3年漬け込んでたくあんにし、修行僧の精進料理や参拝者へのふるまいに使われます。』NHK NEWS WEBより

10人の修行僧が1200本の大根を受け取るとなると、一人当たり120本を持ち帰ることになる。
修行僧のたく鉢行脚姿で1日に10本持ち帰ったとしても12日間。
リヤカーを引く係と二人一組で行くのかな?
およそ1200本を毎年集めるとしたら、これはもう決まった契約がないとできないのではないだろうか?
いやいや、昔からの風習というか絆というか信心というか、暗黙の了解があって自然にそうなるのか?
修行僧のうちでも身の軽い高所を恐れない人が木に登っているのだろうけれど、ヘルメットを被っていたから建設作業員に見えた。
最後にインタビューを受けた僧以外はヘルメットかタオルをかぶっていて、なんとなく違和感を感じた。
修行僧だから、危険だろうが寒かろうが剃りたて坊主頭でという時代ではないのかな。
大根葉は真ん中の半分だけを残し、葉っぱ部分でくくり、稲を架けるのと同じやり方でやっていた。
1か月ということは、雨が降ろうが雪が降ろうがそのままなのか。
まさか、雨が降るたびに降ろすということはないだろう。
私は2週間ほど干して大根が『へ』の字に曲がるようになったら、漬け込みに入るというレシピを見つけてプリントした。
あと数日で良さそうなのだけれど、円福寺に倣うなら今年いっぱい干したら良さそうでもあり悩ましい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする