雪が降りそうなのと、病院での定期検査のために、ふるさとを離れた。
途中は時々雨が降るはっきりしない天気で、しかも出発してしばらくしたら夜になり、何も撮れなかった。
そういうわけで画像がなく、ブログに書く新しいことを思いつかない。
生家滞在中の終わり頃に撮った中の3枚を、『見えない所で』という括りで取り上げてみよう。
1枚目は竹の根だけれど、根とはいうものの節のある竹そのもの。
ネブシ竹という名の園芸用支柱は、こうもり傘の柄や杖に使われたりする根節竹を模したもの。
これが縦横に地中を進んでいき、畑にも侵入して耕運機をはね上げさせる厄介もの。
2枚目は小さなフキノトウがすでにいくつも付いていた蕗の地下茎。
ちょっと地面をほじくれば、苔の下でもどこでも直径1センチくらいもある根がどこまでもはびこっている。
3枚目は、ダッペイ石をひっくり返してみた時に発見したもの。
縮こまっていた小さなナメクジなのだけれど、こんなにも真っ黒いのは初めて見た。
鱗のような後ろ半分の模様も不気味で、検索してみたら、日本にはいなかったはずの外来種のようだ。
コウラクロナメクジといい、ヨーロッパに分布していて20センチほどにもなるとか。
こんなのにシイタケをかじられたら大変なので処分した。