ニホンミツバチの待ち箱の中にときどき見つかる泥作りトックリ状の巣をコーヒー瓶の中に集めておいた。
巣の形からトックリバチと思っているけれど、何々トックリバチではなくジガバチかも知れない。
窒息しないようにと、プラスチック蓋には3mmほどの穴を何個か空けておいた。
はたと気づけば、成虫が孵って動き回っていた。
ネットの図鑑では、この蜂の正確な名がわからない、
細く長い腰のくびれはジガバチという記述もあったから、ジガバチなのかも知れない。
蛹になり損ねたのか白い芋虫も1匹いたが、これは蜂の卵が孵らずに生き延びた餌の芋虫だろうか。
観察結果を記録したり標本作りをするほどの熱意はなく、泥巣を保管すればこの時期に羽化することが確認できて成虫を撮れたから、蓋は開けた。
外では昨日、初めてクロアゲハを観た。
乗用芝刈り機が故障しているのに『農繁期だから忙しい』と農機具修理屋さんがなかなか引き取りにきてくれない。
背の高くなる雑草だけを手で引き抜き、ハルジオン(貧乏草)は放置してきたので、うちの周りはハルジオンだらけ。
こんな花でもクロアゲハがひらりひらりと舞って止まってくれたりするとなかなかに良い。