鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

キイロスズメバチの襲撃

2021年06月30日 16時28分28秒 | 養蜂




何度も書いているのだけれど、キイロスズメバチがしょっちゅうやってきて、わたしのミツバチを拐っていく。
これだけたびたび来るということは、もう女王蜂がしっかりと働き蜂を育て上げ、そいつらが餌取りに飛び回っているということだ。
じっと見張っているわけではないので正確な数はわからないけれど、日に10匹(回)くらいは襲撃に来るのではないかと思われる。
見つけしだい網で獲って退治するのだけれど、巣門近くでホバリングしてミツバチを狙い定めている時が捕まえやすい。
ミツバチを掴んだ後でフラフラとした飛び方になり、近くの木に止まったり、地上に不時着のような降り方をすることがある。
掴むといっても、抱きかかえるのではなく、強力な顎で噛みついている筈。
わたしが網を振り回すからか、ミツバチが最期の抵抗をするからか、掴んだミツバチを離してしまうこともある。
放されてもミツバチが無事であることはなさそうで、飛ぶこともなく落ちてしまう。
おそらく、ひと噛みで致命的ダメージを負うのだろう。
今回、わたしが網を構えている時に、素早くミツバチを捉えたキイロスズメバチがひょろひょろとミツバチを掴んだまま地面に降りた。
ひょろひょろとしている時に網を振れば、ほぼ確実に捕まえられるのだけれど、一部始終を観察してみようかと、一瞬の判断をした。
そうして2枚だけ撮れたのだけれど、やはり冷静ではいられず、噛みなおして蜜蜂の胴がちぎれたように見えたところで、わたしの足がミツバチもろとも踏み潰したのであった。
ずっと観察して連写したら、もっと良い画像も撮れただろうに、わたしは写真家ではなく蜂飼いなのであるからして、ここでこの一匹を取り逃したら、どれだけの犠牲が出るかわからないという一瞬の判断もした。
所詮スマホでしか撮らないのだけれど、でもこんなに迫真モノが撮れたりすると、ミツバチを見殺しにして、また撮ってみようかなどとも考える。
コメント (4)
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