鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

女王を囮に

2021年06月28日 14時34分34秒 | 








今年になって、オオスズメバチを捕まえたのは2匹目で、1匹目は1ヶ月ほど前だったから確実に女王蜂。
この2匹目もほぼ女王蜂なのではないかと思うのは、オオスズメバチの羽音を聞く機会がまだまだ少ないから。
ミツバチの巣屑を掃除するなどの世話をするせいで蜜の匂いがするのか、オオスズメバチはすぐそばにやって来て、私を物色することが多い。
オオスズメバチが1匹でやってくる分には、巣の近くで攻撃してくるのとは違うので、少しも怖くない。
こちらとしては、必殺の構えで叩き落とそうと身構えるうちに、向こうは餌ではないなと興味を失って飛び去る。
そのようなことが3回ほど続いたので、近頃は100均で購入した柄が伸縮する小さな補虫網を腰に差しているようにしている。
それが功を奏して、2匹目を捕まえることができた次第。
私に興味を示している間に網を振るべしなのだが、網を構えるより早く飛び去ってしまった。
それでも餌を探している飛び方なので追いかけ、ある木の根元周りのブッシュで何かを探すような飛び方をしていて、地上すれすれのホバリング中に網を被せた。
3回ほど踏んで、ほとんど瀕死状態の時に瓶に入れたのに、数時間したら元どおりに動き回っていた。
丸く縮こまっているときは小さいなと思うけれど、動き回ると大きく感じるのは、尻が伸縮するからでもある。
瓶の1辺は6センチなので、ほぼ5センチはあろうかという大物で、働き蜂なら囮として他の働き蜂をおびき寄せられるはず。
女王なら、まだたぶん働き蜂は成虫になっていなくて自分が幼虫の餌探し中に捕まってしまったということになり、悲運ではある。
そうこうしている間に蛹が羽化して働き蜂となり、囮となった母女王のところにやって来て、ネズミ捕りシートに捉えられれば良い。
などと考えれば、まことに手前勝手情容赦のない話になる。
雨が夜中に降る予報だったので傘もかぶせたけれど、女王は力尽き、働き蜂は来ずにニホンカナヘビが捕まっていた。
こいつは助けたいけれど、この粘着はどうにも対処できないので仕方ない。
オオスズメバチの横にいるのは、この頃ミツバチを襲っては拐っていくキイロスズメバチ。
網で捕らえて、今度はこいつの仲間もおびき寄せるために置いた。
ニホンミツバチはこのキイロスズメバチの半分くらいの大きさしかなく、セイヨウミツバチは3分の2くらい。
下のキュウリは、ようやく3本目の収穫で、スーパーなどに並ぶより小さいサイズだが、私にすれば大きくし過ぎた。
売られていることは決してない、黄緑色状態の若いキュウリを食べるのが、自分で作る醍醐味だ。
コメント (2)
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