鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

スタートダッシュから先行逃げ切り

2021年06月27日 13時14分44秒 | アングル


日本陸上選手権100m走男子決勝のシーンが何度となく放映されるのを観るたびに、多田選手のスタートダッシュに感動する。
体格に恵まれているわけでもなく、むしろひ弱に見える選手が優勝してオリンピック代表に決まったのだから気持ち良い。
つんのめって膝をつき両手もついて顔を地べたで擦りむくに違いないと思われるような前傾体勢。
そうならないために必死で足を交互に前へと押し出し、突っ伏してしまわないように、上体を持ちこたえていくような走り方にシビれる。
前を向くこともなく胸を張ることもなく下を向いて、上目遣いに前方を睨んでいるのだろうという感じ。
3位で代表に選ばれた山縣選手のブレのない走り方は好きだし、体格に恵まれたハイブリッドの選手方のダイナミックな走り方も好きだ。
でも、なんてったって多田選手の突っ込んで行く前傾姿勢と小柄な身体での優勝が素晴らしい。
空気抵抗を考えたら、100m走は身体が細くても、いやむしろ細い方が有利なのか、などと思われる程でやたらに嬉しい。
画像はまだ成体にはなっていないバッタなのだが、素晴らしい跳躍力を生む脚を見よ、と言わんばかりの姿。
コメント (2)
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