鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

枯れ残りなど

2022年02月16日 07時27分44秒 | 散歩は夢中








『花殻』で良いのかどうか迷って調べてみると、今回撮ったそれぞれの花後の状態は花殻とは言いにくい。
花殻は、盛りを過ぎた花の成れの果てのことで、疎まれ摘まれ捨てられる状態。
咲いた花が枯れて実を結び種を飛ばす手前の自然な成り行き状態なら、どう表現したら良いかと考えて、『枯れ残り』と思いついた。
枯れ残りなら、たとえとして人に使っても、受け入れられそうだ。
そう、私にしてからが枯れ残りそのもので、未練嫋々どころか、まだまだ先々の変化を見届けたくてわくわくしている毎日。
じょうじょうに嫋々という変換が出てきたので調べてみると風のそよそよ吹く様で、余韻嫋嫋とは言うが、未練嫋々はあまり言わないようで、ただ『未練嫋々』という曲はあるそうだ。
本題に戻って、1枚目の画像は屁糞蔓(ヘクソカズラ)の実で、土の上に落ちたら確実に芽をだす筈の、しっかり受粉結実した完璧な種を内包している実。
2枚目の背高泡立草(セイタカアワダチソウ)の綿毛状態は、これまた風が吹けば、どこまでも蔓延ろうという種の群がり。
3枚目は、花が咲いていないと何かわからないけれど、とにかく芙蓉(フヨウ)の結果たる落下寸前状態だが、綿毛付きで風に乗るのかどうか。
4枚目は、1本の常緑樹に、数えたら数十個はありそうなほどびっしりと付いていた蝉の殻。
卵を産み付けられ、地下茎を幼虫に吸われ、羽化場所も提供する、母樹と呼んでも良いほど蝉に気に入られた公園の木。
コメント (2)
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