鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

枯れ木に華

2022年04月23日 07時55分00秒 | 身の周りの植物




直径は10センチ以上あるけれど、かなり前に大雪で折れたはずの地上1m半ほどで無残な状態。
幹には鱗のようなカワラタケが密生してしまっているが、枝が1本だけでて3本に分かれ、斜め上を目指して伸びている。
一昨年までは、たしか花もつけたが、去年は1輪も咲かなかったような気がする。
それでも、竹や丸太を立てて縛って雪折れ対策をしてきたのが功を奏して、今春は枯れ木に華を見せ始めた。
2,3輪開いたところを観ると、こんなにも可憐にして儚げな八重咲きであったかと、心揺さぶられる。
今更ながら、折れないでいたら、どんなにか良かっただろうに、と思うのはこの地方では有り得ない。
どんなに雪囲いをしようが、どうしようもないことはあるのだからあきらめるしか仕方ないのだ。
今までは1本の竹か丸太を立てて、それに枝をまとめてくくっていたのだが、花を見たらもっと万全にすべしと思う。
もしかしたら、これが最期の華なのかもしれないけれど、丸太を三角に組んで守る気になるかどうかは晩秋の体力にかかっている。
コメント (2)
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