必ずどこそこには行こうという計画を持たないまま、同級生の女性二人を後部座席に乗せて雨がちの中を出かけた。
二日前のことなので、もう過去という気がしてしまうのだが、記録に残したい画像が撮れたので振り返ることにした。
まずはアケビの花、生家の周りでも何回か観たことがあり、珍しくはないのだが、海岸線で多数見られた。
柏崎原発に隣接した施設の金網フェンスにアケビの蔓が絡まって何十メートル、いや百メートル以上だったか。
運転中でも花の咲いてることが分かったので、ハザード・ランプを点けて停まった。
別々の2種類のアケビが絡まってるのかと思ったけれど、花は同じ蔓からだったから、大きさの違いからも雄花雌花かと考えた。
そうか、アケビは雌雄異花であったかと検索してみると、確かにこのアケビの雌雄の花の画像があって納得できた。
雄花はと言えば、小さく群れて色の薄い花で、雌花は孤高にして大きく濃い花。
雌花をよく観れば、これから双子三つ子四つ子のアケビの実に成長していこうかという子房のようだ。
アケビの新芽を摘んで食べる習慣が我々にはあるけれど、なにせ原発の近くだし、こんなにも花が沢山見られるのさえ怪しい。
ということで撮るに止めて先に進むこととする。
3枚目の画像は黄砂(?)に煙る残雪の米山(?)と柏崎原発。