住宅地にこんもりとした緑があれば、それは宇治陵という宮内庁管轄の森。
大小含めて37もあって、何号陵という呼び方は付いているものの、数字なんぞ部外者には意味を成さず、全部が宇治陵。
散歩コースにある宇治陵のひとつは前面が地味ながら全体は広くて、裏の竹藪なんぞ隣接の住宅に覆いかぶさる勢いだった。
さすがにそれはまずいだろうという格好で、竹の伐採が行われてあった。
枯れた金色っぽい竹が斜めの切り口になっていて、かぐや姫が光り輝いていたに違いないと、ファンタジーにひたってしまったファンタ爺。
腹はまだ重い感じだけれど、身体を動かさないと治りきらない気がして、用事のあったコミュニティセンターに歩いて行ってきた。