昨日は冷たい小雨だったけれど、霙(みぞれ)や霰(あられ)になるほどではなくて、車の中ならすぐに快適。
雪が降る前に壊してしまおうという解体現場を、昨日の通りすがりに見た。
曲がりくねった旧道だから、いきなり目に飛び込んだ風景だったが、とりあえず横目にやり過ごした。
帰りに車を停めて撮ろうと決め、重機の爪が写る瞬間をパシャ。
都会ではないから足場も組まず、目隠しもせず、小雨が降っているから水も掛けず、道の傍なのにお構いなし。
最後の崩れる瞬間を見届けたかったけれど、作業員に迷惑顔をされそうなので、後ろ髪を引かれつつ去った。
国道のバイパスになっている広域農道を走っているとき、5日程前に白鳥が田んぼにいたのを思い出した。
アヒルなのかなとも思ったが、場所柄それはないだろうし、警戒の仕方が野生のものと思われた。
今回も車を停めて観ている私の方を、首を上げて窺うのを見れば明らかに白鳥で、先日と同じく3羽。
子どもの頃に空を渡っていく数羽の白鳥は見たことあるけれど、この辺りで降りているのは見たことがない。
新潟県は瓢湖(ひょうこ)の白鳥が有名で、京都から車をとばして観にいく好き者を知っている。
田んぼの切れた下は信濃川が流れており、遠景は対岸の河岸段丘、右方向が下流。
天敵はたぶん居ないので、ウチから1kmほどの近所で白鳥が逗留するようになるのかも知れない。
小さな旅をしているような気分です。
亜熱帯の木造の家は柱のサイズが大きく太い。台風のせいでしょう。コンクリートが増えましたが。
東京の木造の建築現場を見た時に驚きました。
相撲取りが3人でぶつかればコッパミジンじゃないかと、建築単価も安いそうです。
嬉しい感想です。
確かに、ちょっと移動するだけでいろんな発見があります。
時間にゆとりがあれば、少しだけ寄り道したり、気になっていた箇所を探索してみるということをやっています。
私のカメラ・アイがヒトに伝わったら、してやったりの気分です。