草むしりをしていたら、むき出しになった土の上をせわしなく歩く2センチ位のクモがいた。
大昔の戦時に背中に着ける母衣(ほろ)、そのような花を咲かせるからと、熊谷草(クマガイソウ)と名付けられた草があるのを思い出した。
うまく撮れないだろうと思いつつスマホを構えると、意外にもポーズを取るので拡大して撮った。
動き始めた熊谷蜘蛛(クマガイグモ=勝手な仮称)は好きにさせて草むしりを再開した。
ピンぼけにしか撮れなかったけれど、面白い蜘蛛だからブログネタにしようと検索をしてもなかなかヒットしない。
そうこうしているうちに、白い袋は腹や尻ではなくて卵嚢のはずだから、そうそう子守蜘蛛というのがいるんだったな、と思い出した。
コモリグモで検索すると、模様もしっかり同じ蜘蛛に行き当たり、ハタチコモリグモと判明した。
ハタチは二十歳だろうかと確認したが、どうしてもでてこなくてまことに残念。
畑地だろうか、確かに私が草むしりしていたのは、花壇だったので畑も同然。
このコモリグモは子供全部をびっしり体にまとわりつかせて守るらしいので、そこが子守蜘蛛のゆえん。
次に会うときは子供を背負って来いよ、と想像してみると、おぞましげな姿が浮かぶ。
浅葱(アサツキ)のネギ坊主が今年は多く見られる。
草刈りをせずに浅葱を生え放題にした一角で数えたら10本も咲いていて、他所でも見た。
たまに見ることもある程度の、めったに咲かない花なのに、浅葱の花が多い年は何かがあるのか。
白い袋がそうですか?
ハエとガジャン蚊とゴキブリは退治しますが、
クモは手の半分ぐらいの大きさのクモが洗面所台所時々寝室にも来ます。
・・クモの巣を散らす・・・
クモはどのような危険を感じて、散るのだろうか?
・・・逃げるが勝ち?
普通の蜘蛛の巣に卵嚢が着けられていたのが、ある時季になると一斉に中の卵の孵化がなされ、蜘蛛の子が大量に群がっていることがあります。
ちょっとの刺激で一斉に全方向に散るのが見られますよ。
蜘蛛の巣を取り払うこともせずに、蜘蛛の楽園のような我が家だからこそ観られる現象なんでしょうか・・・
私は毎年よく観ますよ。