鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

サイハイラン(采配蘭)が日陰に

2021年06月15日 16時16分23秒 | ウチで咲いた花




生家のいつもの日陰にサイハイランが、数えてみたら10数株ほど咲いていた。
この蘭は茎は見えず、葉っぱ1枚だけ地上に出ているのだが、ある時いきなり董立ちして采配に似た形になり花を垂らす。
サイハイランとは誰の命名だろうか、見た感じが似ているとは言え、これほど名に見劣りする花はないように思う。
采配をどう振るかで戦況は左右されるのだから、大将の意志を伝える大事な道具は目立たなければならないはず。
この名を恥じるばかりの佇まいが、堪らなく好きだという好事家もいるのだろうか。
今日は、内閣不信任案が提出されたが粛々と否決したいそうだ。
数に物言わせてそのような運びになるのだろうけれど、サイハイランのような采配か。
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梅雨の地へ

2021年06月14日 11時31分11秒 | 健康ネタ


晴れ続きで雨の欲しい畑を気にかけながら、西南西方向へ500kmのドライブをして梅雨に入っている地に戻ってきた。
雨がちで紫陽花も開いていて、何気なく撮ったら、ゾウムシのような昆虫が写っていた。
画像をあとから見て初めて虫に気づいたので、どこに焦点を当てようとしているのか不明なおさまり。
カメラレンズを向ける時は、何を撮ろうとしているか自覚しないと、意味のない切り取りにしかならないようだ。
夜中に雷鳴も稲光も雨もあったようだけれど、気づかずに眠っていたということはかなり疲れが溜まっていたか。
身体の定期点検にきたのだけれど、1日予備日を入れたから、血液検査に身体の疲れは反映しないはず。
病院への出がけに、玄関の雨量計代わりに置いたプラケースへ1cmほど水が溜まっていた。
田舎にこの雨量があればちょうどいいのだけれど、かの地は午後から少し降りそうな予報だ。
血液採取も済んで、ただいま検査結果が出ての診察待ち時間だが、電話機の撤去された電話ブースでぽちぽち打っているところ。
診察では、変化なしという説明を受けて、帰りのファミマWi-Fiスポットにてネット。
コロナウィルスワクチンは受けた方が良いかどうか聞いてみた。
医師はもう2回目も済んでいるそうで、2回目はきつかったとのこと。
1日仕事ができないくらいだったかと聞いたら、そんな感じでしたとのこと、迷っているわたしにすれば、参ったな仕方ないか・・という感じだ。

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失敗を重ねた末に

2021年06月13日 15時10分31秒 | 農事


今年は北海道のジャガイモが天候不順による不作で、かなり高いそうだ。
そんな時に、ジャガイモがうまくいって早めに採れたからどうぞ、などと人に差し上げて鼻の穴を膨らませてみたいものだ。
ところがうちの田舎も雪消えが遅くて、わたしが今年はここで作ると決めた場所に不具合があった。
手持ち無沙汰でも気が急いても、雪国の場合は耕運機をかけるのを我慢して機を見なければならない。
周りがやり始めたから良いだろうと耕運機をかけたら、ジャガイモの場所の土がコロコロとした塊になってこなれない。
後から判ったことだけれど、わずかでも傾斜があると低い方は雪水の乾くのが遅くなり、塊になってしまった土はずっとこなれないらしい。
『荒』でかけていた時に変だとは気づいていても、その後に『細』の低速でかければこなれるだろうと安易に楽観視したのが間違い。
それならそれで3列作るところを2列に畝間を広くして、土寄せする前に再度『細』をかけてみるという手もあったかも知れないけれど、畝間を普通にしてしまい、逆に狭いところもあるような曲がり方もして、土寄せに困る始末。
ジャガイモなんて中米あたりの厳しい気候の所で育つものなのだから、大丈夫だろうとは思うが、こなれていない土では芋掘りが大変だと脅かされている。
周りを真似するのも大事だが、見える範囲の畑でさえ場所の微妙な条件があるので、それぞれに合ったやり方を追求すべしなのであった。
ともあれ、花がようやく咲き始めて、この花も摘み取るべしという記述もあれば、そうしなくても結果は同じという人もいる。
花が咲いてもミニトマトのような実が生ってももう放っておくつもり。
農事にもどういう結末が待っているのか、スリルとサスペンスを感じるようになった。
そこでヒッチコックを真似て自分をさりげなく登場させ、ジャガイモの花を撮ってみる。
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何ものかに刺される

2021年06月12日 12時21分33秒 | ざんねん


忙しく動き回っていると、少し痛いとか痒いとかは場所を確認することもなく、ぽりぽりだけで済ましてしまう。
晩飯後の恒例うたた寝タイムに、痒さが増したのでズボンをたくし上げてみると、この有様。
ふくらはぎの上の内側と言おうか、膝裏の下内横とでも言おうか、柔らかい部分なのだ。
ところで膝の裏は、膕(ひかがみ)というのだといつも忘れてしまって、今まで何度も調べた。
かなり前に、あるアイドル同士が女性のどこに惹かれるか話していた週刊誌記事を読んだ時に、そこがでてきた。
ひかがみとは言わなかったけれど、生足のあそこを見ると思わず両手で掴みにいきたくなると、そのうちの一人が言っていた。
襟足の後れ毛とか、アンジョリのような唇とか、小さく見せようと努力している大きめのおっぱいとかではなく、あそこだった。
話が逸れるのはいつものこととして、これは何に刺された跡だろう。
刺されると書いたが、噛まれる、喰われる、吸われる、やられるなどとヒトはいろんな言い方をする。
痛みの感覚と口のイメージで言い方が変わるのかもしれないけれど、私は毒液注入のイメージで刺されると言う。
また逸れ気味だけれど、ダニだろうかアリだろうかノミだろうか、ミツバチではないはず。
蜜蜂には本日、ダニ対策のグラニュー糖とショートニングを混ぜた小皿を飼育箱に入れようとしていて掌(てのひら)を刺された。
1群だけいるセイヨウミツバチなのだが、どうにも奴らは体も大きくて獰猛で困る。
幸いわずかに痛いと感じただけで、ムヒアルファEXという軟膏を塗っておいたら、2時間もしたら何ともない。
蜂飼いは刺されることにだんだん慣れて、痛みも感じなくなってこそ一人前だとか何とか・・。
ところで、このひかがみ傍の刺し跡は噛み跡だろうか、これは一昨日からなので、寝ている時のものかも知れない。
時々痛痒いが、これは原因も相手もわからないままムヒだけで治すことになる。
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下手物喰い

2021年06月11日 12時22分00秒 | 食べ方








大見得を切って、下手物喰いの何が悪いというほどのものでもないのだけれど、三月菜の根っこを食べてみた。
花もほぼ終わりで、蜜蜂も来ないんじゃ引っこ抜いて次の作物のために更畑としなければ。
こんなにも太くなるのかという位の茎を引っこ抜いていたら、ひげ根が密生していても食えないことはなさそうな根っこがいくつもあった。
洗って皮を剥くのだが、なかなか硬くしまっていて手ごわくて、でもかぶりついてみると、辛さはなくてほんのりと甘い。
繊維は相当なもので、二個目までは食指が動かないというのか、食糧難時の非常食にしかならないだろうなという結論。
罠猟の資格を持っていて害獣駆除をよく頼まれるという同級生からのプレゼントのイノシシ肉を解凍した。
わがニホンミツバチの蜂蜜と物々交換したもので、イノシシ肉といえば決して下手物ではなくジビエとして上物。
これを送ってくれた時に、脂身が美味いはずと言ってくれていた。
色々とネットで調べた上で、ちゃんと料理すべきだが、お金を出して買ったも同然なので好きにさせてもらう。
酒と砂糖と醤油とすり下ろし生姜を入れて冷蔵庫に寝かすこと半日、普通の生姜焼きとほぼ同じか。
砂糖も醤油も控えめにしたので、なかなかに食える味じゃないかと独り納得して、半分を前のニイちゃんに持って行く。
その両親は食べつけないものは食べない食わず嫌いタイプの人たちなので、出て来た父親に『これは年寄りには毒なので・・』と言って渡した。
脂身を食うなんて身体に悪いと言う生活習慣病体型の人も多いなか、私は中肉中背血圧低めなので気にせず食う。
イノシシの脂身は美味しい。
ちなみにフライパンの隣にあるのは五月菜を茹でたものだが、甘いので切りもせず何もつけずこのままでズルズルと食べる。
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害虫

2021年06月10日 17時14分11秒 | 農事




害虫と決めつけては申し訳ない気もするけれど、私にとっては害虫のスズメバチ。
多くの蛾の幼虫を捕らえるので、人間社会一般にとってスズメバチは益虫だ。
成虫はイモムシを捕らえて肉団子にして巣に持ち帰り、幼虫はそれを与えられて育つ。
こいつは私のミツバチを狙いに来てホバリングしているところを、網一振りで捕まえた。
キイロスズメバチほど黄色くはないし、大きさや見た目から判断するとコスズメバチかヒメスズメバチで、この時期だから女王蜂と思われる。
数日前に初めて見た時は獲り損なったが、やって来たのを見るのが2回目でしかないので女王なら大成功。
2枚目の画像は、昨年収穫したカボチャの種からの苗で、黄色い甲虫(こうちゅう)のウリハムシに少し葉っぱを食われている。
育苗ポットの時は蚊帳を被せておいたが、畑に下ろしたからそうはいかない。
ピカピカ光るものを下に敷いて置くと、やってこないらしいので、8枚110円のこれを百均で買ってきた。
昨年はアルミホイルを苗の周りに敷いて、効果があったのかどうか蔓ががちゃんと伸びたから、今年はこれでいく。
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気になる昆虫

2021年06月09日 19時35分11秒 | 




農事の師が『白い蝶がたくさん木の上の方に止まっていて、大声出したり拍手すると一斉に飛び立つけれど、あいつらは音が聞こえるんだろうか』というようなことを言っていた。
80代半ばなのだけれど、あらゆる自然現象に対して常に興味を持っていて些細なことにも注目して話題にするのは、全て農業にどう関係するのかしないのか気を使っているからだ。
確かに、うちの裏でも高いところを、杉や栗や欅などに止まりそうだけれどたむろしているだけのような感じで何匹もひらひらとしている。
よく観るとモンシロチョウの飛び方とは少し違うし、大きさも一回り小さいようだ。
この飛び方、大量発生の様子は蛾だなと見当をつけたが、捕まえないことには調べられない。
なかなか地上までは降りてこないのだけれど、じっと待っていて2、3mのところに来たところで網を振り回した。
3匹目くらいでようやく捕まえることはできたのだが、めちゃくちゃに振り回したので補虫網は壊れるわ、大事にしていた玉ねぎを蹴跳ばすわで散々。
情報館に行くのを待ちきれず、スマホで検索したら、すぐ、これに絶対間違いないという説明と画像にヒットした。
キアシドクガ(黄脚毒蛾)という名そのものの脚も撮れた。
毒蛾とついても毒はないそうで、この仲間の中では異端なのか、昼間に蝶のように飛ぶ蛾なのだから仲間はずれに違いない。
気に入っていた補虫網は可及的速やかに修理しないといけない。
まだまだこれからミツバチを襲うスズメバチを捕まえるのに必須アイテムだから。
大事に育てていたピンポン球より小さな玉ねぎは、ブイヨンでスープにしたら、当然ながら甘くもったいない味だった。
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近頃気になった生き物

2021年06月08日 18時07分07秒 | 










鱗粉が取れてしまったような蝶なのだけれど、初めからこのように鱗粉が少なめなのか、羽化したてはちゃんとした蝶なのか知りたいところだ。
30センチほどしかない小さい蛇がチョロチョロしていた。
アオダイショウの子どもだったら、幼い時だけ毒々しい模様をしているはずなので、違う蛇のはずだ。
これで成蛇なのかもしれず、ちゃんと知りたいけれど、インターネット環境に恵まれていないので、今は撮るだけ。
黒い半円は踏んでいる私の長靴の先で、虫の類なら瓶に入れておくのだけれど、虫編でもこいつはやりたくない。
全体的に薄茶色のアブの仲間だろうと思われるヤツが葉っぱに止まってじっとしていた。
こういう種類がいるのか、こんな奇形として生まれたから飛びもせずにじっとしていたのか分からない。
よく見れば、足に白いものが着いているが、おそらくダニに体液を吸われて弱っているのかも知れない。
最後の画像のはホダ木に居たのだが、亀の甲羅みたいなので居たとしたけれど、卵を守るための傘のようなもののようだ。
何かから守るための擬態としての傘なら、核の傘というたとえがあるけれど、そのようでもありそのようでもないような模様。
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シイタケ種駒打ち込み

2021年06月07日 18時38分49秒 | 農事




シイタケ菌を含んだ砲弾型の種駒を打ち込む木をホダ木と呼んでいるけれど、辞書を引いてみたら、焚き火などにする木をホタ(榾)というのだそうだ。
昨年初冬、ドングリの木(たぶんコナラ)とクルミの木をホダ木用に切り倒して1m程に切り刻んでおいた。
梅雨になる前に作業を完了させるべく2ヶ月前に買っておいた500個を打ち込み始めたのが一昨日。
500個を打ち込み終えてみると全然足りなくて、買いに行くと、種駒打ち込みの時期は終わりということで、半額になっていた。
1000個入りを買い足し、ドリルで穴を開けては打ち込むのを繰り返し、全部打ち終えてみれば、まだ500個ほど足りない。
打ってから2回夏を越えて来年秋からシイタケが出来始めるのだが、もう打ち込み作業は十分堪能したので終了とする。
やれやれ終わったと、作業途中すぐ近くにあるのに気づいていたオオナルコユリを見るとカエルがいた。
アマガエルより大きくて、黄緑の体色からモリアオガエルに間違いなく、そろりと超接近接写。
オオナルコユリは掘り起こしてうちの群生地に加えるか、この場所を新たな群生地とするべく配慮するか。
余ったホダ木は薪として誰かに貰ってもらうか、それとも友人にホダ木は要らないかと声を掛けるかすべしだ。
1500個の種駒を打ち込んだホダ木は画像の4、5倍あり、全部うまくいってシイタケが生り始めたら大変なことになる。
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星峠の棚田など

2021年06月06日 13時22分13秒 | アングル






たまには良いだろうということで、同級生と小洒落た食事処に行き、その流れで星峠の棚田を観にドライブをした。
同級生といっても、人妻と33回忌も済ませた未亡人と一時帰郷独り暮らしの私の、忙しい暇人3人。
レストランは体温測定チェックがあり、うどん又は蕎麦がメインで、あとはおかずを色々選べるバイキング形式。
料理の大皿や器についている菜箸、トング、匙を持つ利き手には使い捨てナイロン手袋をはめるのがルールになっていて目新しかった。
適当に腹一杯食べてから、ドライブすることになり、私の思いついたのが星峠。
二人は行ったことがあるというのだけれど、車を出している私の望みが通る。
標識があるのにやり過ごしてしまって戻ったりもしながらも順調に到着して眺める。
初めから田舎の里山、山里を遊び場として育った我々には、あまり感動もない。
山道を少し散策したりして見つけた蘭や蛾に心惹かれたりする。
もと来た道を引き返すのはなんだかつまらない気がして、反対側に行ってみたら意外に近道があってというのを期待した。
ところがここで右か左かという分岐点を選び間違えて十日町市を大きく外れ、上越市の大島区という平地にまで降りてしまった。
ようやく国道253号線にたどり着き、バアさん2人を連れ回した迷い道くねくねドライブから、慣れた帰り道となった。
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久々に雨

2021年06月05日 09時52分33秒 | 養蜂










久々に雨が降ると、急にこれもやりたいあれもやりたいのにと、いろいろ思いつく。
でも雨が降ってるのに雨合羽を着てまでやるのは身体に毒だからできなくても仕方ない、と、なんとなくただ徘徊をする。
前日、草ぼうぼうの屋敷内をためらいなく歩き回れるように、草刈機で適当な文様に筋道を作っておいた。
傘をさして歩き回ってみると、一番に目についたのが、昨年植えたイチジクの幼木の上にいるアマガエル。
何か大物を仕留めたのか、こんな太り方のヤツは観たことがないけれど、雨もしとしと降る中をこの位置に満足げ。
クロアゲハは、雨宿りならもう少しちゃんとフキの葉っぱの陰に入ったら良さそうなのに半分だけ身を隠していた。
アゲハの仲間などには蝶道という蝶の道があるようなので、うちの庭が道に入っているのだろう。
種蒔きが遅れてしまったカボチャは、ようやく発芽率8割くらいに出てきて、繋いできたバナナカボチャと昨年苗を買って作ったクリユタカを植える準備をしても良さそうだ。
エダマメは水をやらない方がいいと言われたのを信じて、ほとんどやらないでおいたら一向に芽がでなかった。
ところが、先日ニホンミツバチの友人がこれを見て、水はジャブジャブやらなきゃ駄目だと言う。
駄目ならやり直すさ、と毎日水をやったら、ようやくむくむくと起き上がってきた。
夜、台所の窓ガラスに2匹のアマガエルが貼り付いていたが、斜めになっている右のは痩せ気味だ。
気が多くて行動力はあるのに身を結ばないタイプなのだろうか。
当地十日町では、よりによってオリンピック聖火ランナーの走る日が雨になり、それでもお祭り好きの同級生は見学席の抽選に当たったと喜んでいたのだった。
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トックリバチ羽化など

2021年06月04日 13時40分20秒 | 






ニホンミツバチの待ち箱の中にときどき見つかる泥作りトックリ状の巣をコーヒー瓶の中に集めておいた。
巣の形からトックリバチと思っているけれど、何々トックリバチではなくジガバチかも知れない。
窒息しないようにと、プラスチック蓋には3mmほどの穴を何個か空けておいた。
はたと気づけば、成虫が孵って動き回っていた。
ネットの図鑑では、この蜂の正確な名がわからない、
細く長い腰のくびれはジガバチという記述もあったから、ジガバチなのかも知れない。
蛹になり損ねたのか白い芋虫も1匹いたが、これは蜂の卵が孵らずに生き延びた餌の芋虫だろうか。
観察結果を記録したり標本作りをするほどの熱意はなく、泥巣を保管すればこの時期に羽化することが確認できて成虫を撮れたから、蓋は開けた。
外では昨日、初めてクロアゲハを観た。
乗用芝刈り機が故障しているのに『農繁期だから忙しい』と農機具修理屋さんがなかなか引き取りにきてくれない。
背の高くなる雑草だけを手で引き抜き、ハルジオン(貧乏草)は放置してきたので、うちの周りはハルジオンだらけ。
こんな花でもクロアゲハがひらりひらりと舞って止まってくれたりするとなかなかに良い。
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越後三山と巻機山

2021年06月03日 17時12分12秒 | アングル


わたしの生家は信濃川の右岸の魚沼丘陵北端に近いので、越後三山は見えにくい。
わたしたちが川西と呼ぶ左岸の河岸段丘からは、越後三山や巻機山などがよく見える。
ところが、残雪模様の山々のどれがどの山なのか、はっきりと分かっている人は意外に少ない。
聞くたびに『あれがあれじゃないか』とか、『越後三山は右から八海山、中岳、駒ケ岳(越後駒ヶ岳)でハナコさんという並び』などとは言うけれど、絶対的確信を持っているわけではなさそうだった。
この度、友人の畑を訪ね、山並の名を尋ねてみて、ようやく越後三山と巻機山がどれであるかを教えてもらうことができた。
彼は八海山に奥さんを連れて行って、駄々をこねられて往生したという話まで聞かせてくれた。
駄々と言っては失礼かもしれないが、とにかく『もう歩けない嫌もう駄目』と、なったそうだ。
で、結局、ショートカットの下山コースを選んで事なきを得たとの事。
別の同級生女性も八海山に挑んだものの、登頂を果たせなかったと聞いている。
昔は女人禁制の修験道だった八海山登頂は登り下りの繰り返しで、相当にしんどいのだそうだ。
左端が駒ヶ岳で、中央が八海山で、その右横奥が中岳。
小千谷以北くらい(?)からは、中岳が中央に見えて、右からハナコの順番なのだという。
そうして画像の右端の高い山が巻機山と教えてもらい、これでようやく私のモヤモヤした山観がはっきりとした。
私は前のニイちゃんから山に登らないかなどと誘われていることもあり、コロナ禍が済んだら八海山登頂を目標にしたいと思う。
下の不如意を改善させないといけないのだけれど。
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蜜蜂のこと・・その2

2021年06月02日 11時55分55秒 | 養蜂






飼育箱の巣門から今の時期に出入りするのは、ほぼその巣の働き蜂に違いないので、それぞれの巣門付近から1、2匹捕まえた。
翅が傷んでしまっては確認できないので、瓶の中で死ぬのを待つ。
瓶の中で飛び回るからか、蜜を持ち帰ってきたに違いないヤツでも半日で転がってしまうのだから、孤独に耐えられない種族だ。
家の中に入ってきたりしたら1匹でも外に出してやったりするのに、実証確認の誘惑には勝てない。
小さな後ろ翅をどのように確認するか、シミュレーションをして、虫眼鏡二つとピンセット2種類を百均で買ってきた。
前翅と後ろ翅は掛け合うようになっているのか、それを分離するのにも手間取る。
老眼鏡を二つ重ねにして、虫眼鏡も重ねて見たりするのだが、軽い蜂の死骸は鼻息でも動いてしまう。
ハサミで翅を切り落とすのも難しくて、結局のところピンセットで押さえつけ、カッターナイフで切り落としてしまうのが一番効率的と分かった。
そうして虫眼鏡で拡大しても、ニホンミツバチの特徴であるHが中央でくびれているのと、縦筋が細くて短いから全部がセイヨウミツバチのNに見えてしまう。
スマホで撮ってから画像拡大してみたら、それが一番見やすく分かりやすいと気づいた。
スマホをマクロにしてピント合わせをきっちりとやったら、ニホンミツバチのHがしっかりはっきり判るのだ。
何時間も掛けて確認した結果、今までの疑いは晴れた。
セイヨウミツバチは一群だけで、今年の新規入居分も含め、あとは全部ニホンミツバチと判明した。
ネットで調べると、ニホンミツバチとセイヨウミツバチが交尾することはないことはないけれど、正常に子が育たないそうで、混血種ができることを心配する必要はないとのこと。
後ろ翅のHを確認する実証に半日を要したけれど、霧の晴れた心地は他に代え難い。
1枚目の画像はセイヨウミツバチのNで、2枚目の画像がニホンミツバチのH。
3枚目の画像は、種蒔きが遅くなって心配だったカボチャがようやく双葉になったもの。
種の尖った方を下にするのだったか逆だったかを忘れて寝せておいたが、ここまでくれば大丈夫だろう。

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蜜蜂のこと

2021年06月01日 13時33分44秒 | 養蜂






うちのニホンミツバチ(トウヨウミツバチともいう)は、じつはセイヨウミツバチなのではないかという疑いが3年前から時々生じる。
一昨年、セイヨウミツバチが勝手にやってきて、ニホンミツバチの誘引待ち箱に入り、居ついていることから、そうなる。
女王蜂が交尾のために空高く舞い上がるという結婚飛行では、数匹の雄蜂と交尾して精子を蓄えるという。
すると、父親違いの働き蜂、雄蜂、王女が生まれるわけで、日本と西洋のハイブリッドも生まれる可能性があるのではないか。
ニホンミツバチとセイヨウミツバチは決して交わらないということであれば問題ないのだが・・。
勝手にやってきたセイヨウミツバチもじつはニホンミツバチの大きいタイプなのではないかという疑いもあった。
ところが、後ろ翅の筋の違いでわかるという図を友人からもらい調べてみると、間違いなくセイヨウミツバチだった。
そうしてみると色々の違いが具体的に見えてくる、ように思われるのだけれど、やはりハイブリッド疑惑がたまに起きる。
そこでまた後ろ翅を調べるべく、全部の群の働き蜂を巣門前で捕まえて標本とすることにした。
初めの画像は、偶然にもピントが合い、後ろ翅のH型まで分かるから確実にニホンミツバチなのだが、どこの群のものかわからない。
たまたま元気なく黄昏ている個体を見つけて撮った。
2枚目の画像は、日陰がちで放置されてきた元田んぼを耕して里芋を植えようとしていた時に、何匹もやってきたミツバチ。
腐敗臭のする粘土質の土からミネラル分でも摂っているのだろうか。
この黄色っぽさは、明らかにセイヨウミツバチだと思われるのだが。
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