鳥瞰ニュース

空にいるような軽い気分で・・・

オオハナアブ(大花虻)など

2022年11月15日 07時54分54秒 | 




今まで見たことのない、花蜂か花虻のどちらか判断しかねるヤツが菊にやってきていた。
腰に目立つ太い帯があるので、見たことのないのが不思議なくらいだ。
10kmほど離れた知人の玄関先に飾ってある菊にも同じヤツがいた。
両方の菊は、共通の友人の夫君が育てたのをプレゼントされた同じもの。
ということは、この時季のこの菊だけを頼りに生きる種類なのかも知れない、などと早とちりしそうだ。
検索してみると、オオハナアブという普通の名前で、日本全国どこにでもいるらしいし、出現期は4月~12月とある。
虫好きのような振りをしてきたけれど、自然に目を向けるようになったのは、ここ数年でしかなかったのかと思い知らされた気分だ。

白いカントウヨメナ(関東嫁菜)の花に芋虫が丸くなっていたので、目にしたと同時に指でつまもうとした。
そうしたら、触れると同時にすっくと立ち上がったので、思わず手を引っ込めた。
擬態の術と思われるので、シャクガ(尺蛾)の仲間かも知れない。
調べても、たどりつけない気がして、まだ検索をしていない。
何枚も撮っておけば良かったのに、目的のある通りすがりだったので、この1枚しか撮らないでしまった。
竹でできた蛇のおもちゃのようにも見える、この芋虫には、また是非とも会ってみたい。

これら二つはブログにあげる機会がこの先見つけられないかも知れないので、田舎を離れたのにあえて取り上げた。
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故郷を後に

2022年11月14日 09時28分09秒 | 旅行






前日に農産物を車に積み込んでおき、昨日の朝、故郷を後にした。
本来の本拠地であるべき、妻子もいる場所に向かうのが出張のような旅のような気分だ。
わずか数日だけの滞在予定だけれど、やるべきことは指折り数えて両手ほどもある。
越後三山(越後駒ヶ岳、八海山 、中ノ岳)を見納めのように観てから、しばらく走って信濃川を見下ろし、左岸の細い山道をわざわざ走って鹿渡にある巨大な水力発電所を見上げた。
朝に出発して、道中は雨も降り工事渋滞もあり眠くなったら直ぐに寄り道をして、いつもながらの12時間後に着いた。
一応の気構えをしてはいるけれど、無くてあたりまえ、想定外のトラブルには遭うこともなく、500kmの道のりをいつものように一定時間で通過している自分に驚く。
田舎の皆が、よくまぁ大変なことをと驚いたり呆れたりするけれど、独りで長距離移動のドライブをする時間は無駄でも浪費でもないと私には思われる。
昔、適性検査を受けた時に、車の運転手が向いているという結果だったのは意外だったが、そういう性分ということかも知れないなどと自宅の炬燵でいま思う。
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和室の静物と今朝の蜘蛛の巣

2022年11月13日 07時42分07秒 | アングル




熟すのを待っているだけなので、程よい皿に飾りつけようという気がなくて蒸し皿。
りんごは「美味しいよ」と言ってもらったものなので、すでに十分に美味しいはずだが、べと付く位に蜜がでてから食べるつもり。
洋梨のラ・フランスはヘタの周りが耳たぶくらいの柔らかさになったら食べ頃ということなので、最後の一個は最高に美味しく食べようと待っている。
緑色なので激安だったと思われるパプリカは、いつまで経っても色づくことのなさそうな代物で、皺寄りはじめたので味噌汁に入れて食べた。
八珍柿を焼酎漬けにした醂(さわ)し柿としてもらったのだが、次々と熟柿になってしまい、醂した意味がない。
最後のこれは完全熟柿となる前の少し柔らかい状態を食べてみたら、醂し柿と熟柿の両方の美味しさを味わえた。
黄色の実は木瓜(ぼけ)なのだが、鼻を近づけなければ匂いが感じられない程しか香りのしない未熟気味果実。

今朝の蜘蛛の巣は、昨日が良い天気だったから仕事が捗り、1日前の乱れから完全修復なった理想形。
今日から数日留守にするので、巣の観察ができない。
朝起きて観るだけなのだけれど、ブランク後がどうなっているか心配だ。
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蜘蛛の巣の変化

2022年11月12日 07時53分53秒 | 






一昨日の朝は、ここしばらくのいつもの朝と同じく霧がでていて、製作途中の目の荒い蜘蛛の巣に水滴が着いていた。
天気予報は濃霧注意報がでていたので、霧だけで水滴がここまで着いたようだ。
意想外の場所に生えた朝顔のために竹竿とアルミ棒を立てていたのだが、蔓の先に巣を編んでいた。
気づいたのは花を咲かせなくなった朝顔を竿と棒ごと撤去しようとした瞬間だった。
少しくらい見苦しくても放置するのはかまわないので、蜘蛛の巣がどのようになるのか、主が居なくなるまで毎朝見守ってみることにした。
昨日の朝は、夜中に降った雨による雨滴が付着していた。
霧の微粒水滴とは違い、いくら小雨でも雨滴の付き方は綺麗とは言い難い状態。
糸はかなり張れているから完成なのかもしれない。
蜘蛛のせいで片付けられなくても良いけれど、いつ初雪があっても不自然ではなくて、雪に巣は耐えられるはずもない。
その前に居なくなるのか、卵の袋を残して死ぬのか、小さな蜘蛛だから変化に気づけないかもしれない。
画像は、一昨日、昨日、今日なのだが、今朝も少し霧がでていて、網がかなり破れているのは何があったのだろう。
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キカラスウリ(黄烏瓜)

2022年11月11日 07時59分07秒 | 身の周りの植物






ひょろひょろと伸びている桜の木を雪折れしないよう、枝をまとめて縛り上げている時に、この黄色の実がなっているのに気づいた。
見たことのない実のようだが、絡みついている蔓の実なので、ムベ(郁子)の成れの果てかと思った。
『ムベのような黄色の実』と検索したら直ぐに判明し、意外なことにカラスウリ(烏瓜)の親戚キカラスウリで、カラスウリより実はだいぶ大きいけれど花はそっくりとのこと。
夜中に咲く一夜花という点は月下美人と同じながら、蔓性で野草となれば花が人目に触れることは少ない。
カラスウリの珍らしい花は画像でしか見たことはなくて、いつか観たいと思っていたら灯台下暗し。
来年は、桜より桜に絡まるキカラスウリを大事にしそうだ。
7尺の脚立を真っ直ぐに伸ばし最上段まで上がり縄で縛るのだが、こうやって守ってやれるのはこの先何年できるか。
あまりに張り出している枝は切り、桜切る馬鹿をやりつつ宜(むべ)なるかな、ムベのようなキカラスウリを見つけ、こいつは大事にしなくてはと思い直す。
真ん中の芯棒に丸太を使うとしたら買わなくてはならないし重いしでやれたものじゃないが、自前の乾燥させた竹材を使えるからこそやれる雪囲い。
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区切られた空間での浮揚

2022年11月10日 06時58分06秒 | アングル


越後妻有大地の芸術祭の作品なのだが、『区切られた空間での浮揚』は私が勝手に名付けたタイトル。
本当のタイトルは『妻有で育つ木』で、公式ガイドブックには《ホン・スンド【洪性都】(韓国)4本の鉄柱を支えにプランターごと吊り下げられた木が、私たちの生活をも暗示する。》と紹介されている。
ところで、旧統一教会の報道に接するたび、『騙しやすい日本人から金を巻き上げて韓国へ持ち出すためだけの組織』だということが分かって不愉快になる。
北の方は拉致した他国民を返しもせず、ミサイル発射実験に夢中のように見えて、これも腹立たしい。
中国と日本に挟まれた朝鮮半島と朝鮮人の歴史というようなことを考えるから、ついつい作者が(韓国)とあるだけで、この作品に、『区切られた空間での浮揚』というようなタイトルを思いつく。
作者はわが妻有の景色を彩る木々を称賛したかったのだろうか。
スタジオ・ジブリ制作、宮崎駿監督作品に『天空の城ラピュタ』がある。
あの作品に通じるファンタジーも連想したけれど、今は底意地悪く考えてしまいがちだ。
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パリャヌィツァ(丸パン)というオブジェ

2022年11月09日 01時01分01秒 | アングル




越後妻有大地の芸術祭、里山現代美術館MonET(モネ)1Fに展示されている、ジャンナ・カディロワ(ウクライナ)の作品。
ウクライナの戦争から避難する時の実写映像がモニターに流れていて、避難先の川原で作品の元となる石を拾っているシーンもあった。
作品に手を触れないでください、という注意書きがあったが、触って遊びたい代物だった。
転がっていた天然の石をスライスしただけなのだから造形とは言いにくいアイディア・アートという気がしたのだけれど、紹介の文章を読むと意味深なのであった。

公式ガイドブックに載せられている全文紹介。
「『パリャヌィツァ』はウクライナ語で丸パンを指す。ウクライナ語を母語としない者には発音しにくい単語であり、偵察者かどうかを見分けるために使われる言葉でもある。作家は2022年3月、戦火のキエフからウクライナ西部の山間の村に避難し、川で石を集め、デニス・ルバンと共にパンのオブジェを制作し始めた。パンは幸福、生命、平穏な生活の象徴である。戦争で平穏な日常を失った作家が最初に作った作品がパンだったことは、日常や平和が再び戻るようにという願いのようでもある。このオブジェの売り上げはウクライナの市民のために寄付される。『戦争が始まった当時、私は芸術は夢のように儚いものだと感じた。しかし今は、美術は声を届けてくれると信じている』」(作家コメント)。

追記;キエフというのはロシア語読みで、ウクライナ語ではキーウと発音するということが検索して解った。
昔はウクライナの首都をキエフと言い習わしていたのに、この頃キーウと言い始めたのは、そのような事情であった。


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秋山郷のマタギに聞いた話

2022年11月08日 09時05分09秒 | アングル








越後妻有大地の芸術祭の展示物のある旧津南小学校大赤沢分校で『田口洋美秋山郷マタギ狩猟映像』を観た。
何人もで待機場所を分担して、春先の冬眠から覚めた熊を狙い撃つ。
銃声一発で仕留められた熊が、雪の斜面を全くの脱力状態で何回も転がり、ずり落ちていくシーンがあった。
ドキュメンタリーならではの迫真、ではなく真実の、野生の命が尽きる瞬間。
その後は、体の各所に結びつけた縄を各自が持ち、雪の上を引きずっていくところが映った。
それからは、顎から真っ直ぐ短刀で皮を裂くところから始まる解体シーンになり、大鍋に肉たっぷりの熊汁を囲んでの酒宴などのシーンが印象的だった。
名札をぶら下げて腰掛けていた入り口の係員に話しかけてみたら、80歳前後と思われるその人が最後のマタギとのことだった。
冬眠から覚めた熊は、外の様子を確認するために徘徊してから一度戻るのだそうで、二度目に出てから物を食べるという。
そうして、とにかく二度目に出て食餌をするまでに仕留めないと、良い熊の胆がとれないのだと説明してくれた。
映像の中には、胆汁の詰まった胆嚢を慎重に取り上げ、袋が破れないように周りに付いている筋とか余分な膜を丁寧に取り除くシーンがあった。
何頭くらい獲ったら生活できるんですか、などと下賤な事を聞いてみた。
もう自分がやり始めたころには、マタギだけで食えるような時代ではなくなっていたと言っていた。
もっと話を聞きたかったけれど、一人の連れが車の中でラインなんぞをしながら待っているので、後ろ髪を引かれる思いで切り上げた。

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魚づく秋

2022年11月07日 07時27分47秒 | グルメ




一昨日は秘境の紅葉を楽しもうと隣町津南の秋山郷に行き、夕飯のおかずに岩魚(イワナ)の炙り焼きを一尾買ってきた。
食べてみると、レンチンして温めたものの焼きたての香ばしさが乏しくて、十分噛み締めてようやく、ああこれが岩魚の味か・・。
もしかしたら岩魚は初めて食べたのかもしれないけれど、やはり川魚の一番は鮎だな、二番が天魚(アマゴ)で、三番目位かな。
昨日は従姉が、『息子が柏崎の方に魚を買いに連れていってくれるんだけど何が好き?』と電話してきた。
嫌いなものはなくて烏賊が特に好きだと応えておいたのだが、先日の庭仕事のお礼ということなので、鯛と言っても良かったのにつくづく安上がりにできている。
夕方持ってきてくれたのが、烏賊と鯵と鯖の浜焼き各一本ずつ。
過分にどうもという訳で、昨日掘って乾かしてヒゲむしり中だった里芋を十個余りお返しに持って行ってもらう。
すっかり魚づいたなと、夕飯の用意をしながら鯵にかぶりつき、缶ビールなんかも呑んで、台所のつまみ食いで鯵完食。
座ってからは烏賊にかぶりついたが、内臓のない冷えた浜焼きはイマイチだなと、自分で要求したのに残念な味。
さすがに腹一杯で、鯖はひとかじりふたかじりでごちそうさま。
ところが、立ち食いのせいでご飯も残して、片付けもしないまま、うたた寝して起きて夜中に小腹が空いて、残りのご飯と鯖の半身をやっつけた。
鯵も鯖も浜焼きは塩の振り方が絶妙に上手くて塩梅よく、商い上手の飽きない旨さ。
秘境の色づく渓谷を楽しんで岩魚を買ったのが連鎖を起こして魚づき、秋はもうこれで良いと思うけれど読書が不十分だ、そのゆとりがない。
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ニホンミツバチの採蜜と蜜蝋

2022年11月06日 07時28分07秒 | 養蜂




こんなにも寒くなってから採蜜するのは、越冬するための蜜を横取りすることなので、やってはいけないとは解っている。
それでも、4段重箱式の飼育箱の下まで巣が伸びて蜂の塊が底に着くほどなのと、冬越しのためのメントールを最上部のスノコ上に仕掛けたいこともあって、採ることにした。
昨年はメントール設置を怠ったせいで、私の冬季留守中にアカリンダニにやられ、9群(内1群はセイヨウミツバチ)中1群しか生き残らなかった。
今年入った2群にもメントールを仕掛け、3群全部冬越しさせるために、これから何回か砂糖水も給餌する過保護予定だ。
取り外した最上段の箱をひっくり返し、蓋をされている蜜貯蔵ハニカムにナイフを入れて、蜜が垂れ落ちるのを待つ。
十分な濃度と粘りがあり、なかなか垂れ落ちないので石油ストーブを点け、濾し作業を何日も掛けてやる。
ダメになった巣の蜜蝋を中途半端に採ったまま放ったらかしにしていた分の精製作業もした。
来年の春に仕掛ける待ち箱に塗る量は知れているので、こんなにも蜜蝋が採れると、ここ数年の分もあり、貯まる一方だ。
今年の越冬失敗分ハニカムの蜜蝋は、直径20cm余りで厚みが2.3cmあり、150c㎥ほど。
これは油断すると、われらの敵である巣虫=ハチノスツヅリガ(蜂の巣綴蛾)に狙われるので、ナイロン袋に入れて保管する。
蜜蝋は貴重ということになっているし、貯まりすぎたら蜜蝋蝋燭にして売り出そうとも考えているのだけれど・・・。
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原野の借地料金

2022年11月05日 06時49分06秒 | ざんねん


先日、新潟県の行政から文書で連絡があり、借地の件を電話で説明したいということなので記されてある電話にこちらから掛けてみた。
国道117号線整備のために私名義の土地を貸して欲しいと言う。
工事車両の通行に必要なのだそうで、工事が終わったら原状に戻して返すという期間は半年。
国道なのに県なのは何故かと聞けば、116号線までは国の管理だが、117号線からはそれぞれの自治体に委託されているのだとか。
道路が拡幅された時か、そもそも117号線ができた時にか、土地(地目は元が畑で今は原野)は削られ買い取られたはずで、国道擁壁隣接の35㎡がうちの土地。
数字を説明し始めたのを遮って、わずかな土地なので貸し借りより買い取って欲しいと伝えると、上司と相談して可能かどうかを確かめてみるとの事。
後日、電話があり買取はできないとのことで金額を詳しく聞いてみた。
土地価格は1㎡あたり150円で、150円✕35㎡=5250円でしかない。
借地料金は年間、土地価格の5%で、半年なので2分の1。
5250円✕5%✕1/2=131円。
借地料金131円。
振り込み料金の方が高いけれど決まっていることなので、この金額は変えられないと、下っ端役人が低姿勢ながら断固たる態度だ。
署名捺印してもらう書類を送るので、振込先金融機関も示して欲しいとのことだった。
151円ねぇ・・と、これを書きながら思うに、それでは私が掛けた電話料金はどうなるのだ、とこちらもケチくさいことを考える。
こうやって、規則や原則を守って税金の無駄遣いをする訳ね、と言ってもしょうがないのに、ついつい皮肉を言ってしまった。
返信用封筒の入った文書が来たら、こちらが掛けた電話料金はどうなるのだと、書いておこうか。

画像は、緑色だったのをベジパークで買い、飾って置いたらようやく本来の姿に色づき始めたパプリカ。
それでも左肩に丸いぶよぶよが出来始め、部分的に腐り始めているようなので、輪切りの塩もみにして食べた。
パプリカの甘さは感じられなくて、肉厚のピーマンでしかない。
飾って楽しむほうが値打ちとしては良かったかどうか、残っている2個は緑のまま色づく気配がない。
小さな費用対効果。
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アケビ(木通)の皮を食べる

2022年11月04日 00時52分52秒 | 食べ方






真ん中の皿に入っているおかずが、アケビの皮を調理したもの。
クックパッドに載っていたレシピ通りに作って朝食を始めたときに、スマホが激しくアラート・サウンドを響かせた。
地震かと身構えたら、北朝鮮のミサイルときた。
『家の中、または地下に・・』と言うけれど、朝食中で朝ドラを待っていた身には、ニュースが同じ文句を繰返し、ドラマが無くなりそうなのが残念。
8:00には「太平洋へ通過したものと・・』と言うのだが、ニュースは続き、朝ドラは中止か、とひたすら不満が募る。
ところで、アケビの皮料理は、沸騰した湯でアク抜きをして炒めて、砂糖と酒を加えて、あとから味醂に溶かした味噌を絡めるという、分かりやすいレシピだった。
食べてみるとほんのり苦くて、熊の胆の苦味に似ているような・・。
ぱくぱく食べられるものではないな、とがっかりだったけれど、食べてほんの少し経つとまた食べたくなって、癖になる繰り返し。
一皿分は軽く食べ終えた。
ちなみにこの朝食は、タッパの中がブナシメジの不良品(くず)の投げ売りを先日の道の駅で買ってきたものを茹でて、大根おろしで和えたもの。
コタツに入れて作り毎日摂っているカスピ海ヨーグルトと、同級生からもらったサワシ柿が熟柿になってしまったものと、前日の残りの味噌汁。
六角瓶詰めは千葉の友人が持ってきてくれた奥さん手作りイチジクジャムで、載せて食べるパンが焼けるのを待つ間に撮った。

追記;タンパク質がないと思われるだろうけれど、ゆで卵を忘れたので直後に取りに行きました。
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アケビ(木通)を食べる

2022年11月03日 01時06分16秒 | 食べ方




親戚に庭仕事を頼まれ、枝切り大ハサミと手ノコとチェーンソーを持っていく。
従姉の夫君は重病で、昨年は半年も入院していたのに、それでも最近の医学の力は素晴らしく、元気になってきて自宅療養しているが外に出られるほどではない。
子供たちは家を出て二人きりだから男手は無いに等しく、駆り出された次第。
国道に面した敷地なので、生け垣が歩道にせり出したり伸びすぎている枝を刈って欲しいという依頼。
通学路なので、降雪時には歩道の除雪も市がしっかりやるのだそうで、自家の生け垣からの落雪が心苦しいらしい。
1m50cmくらいに伸びたツゲ(柘植)の生け垣を1mくらいに切りそろえた。
奥にあるゲッケイジュ(月桂樹)もばっさり半分くらいに切った。
ゲッケイジュはローリエだから、切る時に良い香りが漂った。
そのまた奥にカエデ(楓)があって、アケビの蔓が木を締め付ける勢いで幾重にも絡まっていた。
道路際ではなかったけれど、よその土地に面した場所なので、せり出した枝を払い、蔓はどうしようかと思いながら『これだけ蔓延ったらアケビが生るんじゃない?』と聞いてみた。
そうしたら、『そうなのよ、今年は10個くらい採ったの』とのことで、勝手に生えたアケビを楽しんでいるらしいから、蔓を切らないで良かった。
で、よく見てみたら採り残しがあり、それをもらってきた。
一つは可食部分が落ちてしまっていたが、写っている分は、丁度食べ頃で、ラッキーなことに蟻にも他の虫にも害されていない無垢な姿。
食べてみると、すばらしく甘くて、ついつい種の近くまで舌と歯で濾しとりそうになるが、それは決してしない。
ちょっとでも歯に強く種が当たろうものなら、種の苦い毒が口中に広がることを十分に承知しているので、くちゅくちゅした後はまだ甘いくらいのものを吐き出す。
わが人生の中で、一番美味しいアケビを一番上手に食べられたのではないかと思う。
刈り取った枝や伐採した木を車に積んで持って帰ったが、ゲッケイジュの葉は料理に使うべしと調べてみたら、生の葉は使えないそうで、乾燥方法が書いてあった。
持ち帰った枝から全部の葉をむしって乾燥させるとなると、卸せるほどもできそうだが、保存瓶一つ二つくらいは作ってみるか。
アケビの皮の調理法をクックパッドで見て、只今は水に漬けてある。
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朴の木の二又の片割れを切り倒す

2022年11月02日 01時13分13秒 | アングル










茶の間のすぐ外に直径約50cmの朴の木が立っていて、大屋根の棟も超える高さになっている。
今のうちに何とかしないと災の元となりそうで、二又になっている片割れだけでも切ることにした。
根元で直径50センチが地上1m余りのところで二又に分かれ、26cmと24cmの直径。
木が二又になるということは、合わせて元の直径になるものなのだろうか。
それはともかく、24cmの方が傾き加減に伸びているので、こちらを切り倒そうという考え。
そのまま、どこに倒れようと構わないわけではなくて、枇杷やポポ−や楓に倒れ込んだら困る。
家の方に倒れたら、ガラスが割れるだけでは済まなくて、庇や小屋根の破損は必至。
倒したい角度は15度位の許容範囲だが、先ずは頭を刈らないと、その方向に電線があって、もろに当たるという条件。
2連梯子を前のお宅から借りてきて、できるだけ高く上がって、片手で身体を支え、片手でノコギリを使う。
これも落とす方向を考えつつ、我が身の安全第一で角度と場所を選んで、右手を使ったり左手を使ったりしてノコギリを入れる。
最初の画像は第1段階の下の方の枝を払った状態のもので、その後で梯子の位置を変え、伸ばして、先端部を切り取ったのは撮り忘れた。
撮り忘れたというよりは、切り倒すことに全神経を集中させているので、気持ちがそこにまで行かない(全集中って言うんだっけ?)。
最後の工程はチェーンソーを入れる3次元角度と切り込み加減が倒れ角度を決めるので、マーカーで線を引き、シミュレーションをしばしやってから決行。
その前に、家の方に倒れるのだけは避けたいので、ロープを木の上部に結び、下は40度ほどの角度で庭石に結んでおいた。
切り始めてから刃が余りにも切れないので新しい刃に交換して、そうしたら切れすぎて、傾きかけた時点でロープを掴んで倒れ方向を操作しようと思っていたのに、あっと思う間に倒れてしまった。
完璧のドンピシャは思惑通りの位置に落ち、この爽快感と達成感は久々だった。
私にもこういうことがまだ起きるのかと、じんわり余韻に浸る。
あとの始末も大変なのだが緊張感はなくなり、次の日にわざわざ作業を残したりして、ようやくテーブルに腰掛けができた。
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渋柿を買ってみる

2022年11月01日 07時46分07秒 | 食べ方






ポポ−を買ったついでに、干し柿用渋柿も買った。
紐を付けた、山本藤子という生産者のアイディアに『おっ』と思った次第。
すべてのヘタに、紐がくくりやすく柿がずり落ちないようにTの字かトの字の枝が付いている。
焼酎にヘタだけ浸しナイロン袋に入れておけば甘くなるサワシ柿の方が簡単だし、気長に待つなら熟柿になるまで並べておけば良い。
でも旨さは干し柿の濃厚さが一番だし、紐が付いてたから買ったのだし、山本藤子さんの意を汲んで人生初の干し柿作り。
結んだ柿の間隔が不揃いになり不格好なので、吊るし柿姿を撮る気にはなれなかったが、後は待つだけだ。

追記;黴が生えないよう、『酢入りの熱湯に10〜15秒ドボン』とクックパッドにあったので、それはやっておこう。

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