緑鮮やかな季節。
いろいろな緑が里山を覆っている。緑のタペストリー。
その代表的な3色を日本の伝統色に探してみよう。
○海松藍(みるあい) 海松(みる)色と藍色の中間色相の暗い青みの緑。松や杉、檜などの常緑樹がこの色に近いと思う。
○青竹色 黄緑系の草木の緑と区別して、それより青みの緑。この季節の唐松の色。
○若葉色 萌えでた若葉の茂みが陽光を受けて、それを逆光から透かして見たときの色はことのほか、みずみずしい。雑木の広葉の若葉の色。
こんなに緑が豊かなのにその微妙な違いをうまく説明できないのでカラーチャートの説明からの引用・・・。
残雪の北アルプス、白と青みがかったグレーの2色のタペストリー。そのなかの雪形は自然が人に宛たメッセージ。
収穫前のレタス畑、大地に敷いた幾何学模様のタペストリー。
緑のストライプは、太陽への感謝のメッセージ。 人と自然との交流。