「壁」とタイトルにつく本で最初に読んだのが松本清張の『眼の壁』だったのではないかと思うが、書棚を探しても見つからなかった。
『バカの壁』『壁』は見つかった。あるいは他にもタイトルに「壁」とつく本があるかもしれないが直ちには思い浮かばない。
「壁」といえば建築用語だが、ヒトの消化管は食道から直腸までチューブ状につながっていてその表面もやはり「壁」と呼ばれる。食道の表面も壁と呼ぶかは知らないが「胃壁」、「腸壁」は耳にする。
あ、『氷壁』! いま浮かんだ。
しばらく前に胃カメラを飲んだことはブログに書いた。「胃壁」をサンプリングして検査したがセーフだったことも書いたと思う。その際ピロリ菌が見つかって除菌しようということになった。
「ピロリ菌撲滅大作戦」
1週間 薬を服用してその4週間後に検査をした。今日、同級生のドクターから、作戦は成功裡に終った!との報告を受けた。
検査の際受け取った冊子によると日本人の40代以上の70~80%がピロリ菌に感染しているといわれている、とのことだ。経口感染するらしい。
ピロリ菌と白血球とのバトルの結果、胃の粘膜の消耗を早め、粘膜が炎症を起こして胃炎になったり潰瘍になったりするらしい。ピロリ菌の除菌によって、再発を繰り返す潰瘍が治ったという例が多くある、そうだ。
冊子にはピロリ菌除菌による消化性潰瘍の再発抑制効果がグラフによって示されている。なるほど、効果があるということが解るが・・・
お金は貯まらないがストレスは溜まる一方の毎日だからこれからも潰瘍は繰り返しできるんだろうな。 来年も胃カメラかな・・・