透明タペストリー

本や建築、火の見櫓、マンホール蓋など様々なものを素材に織り上げるタペストリー

火の見櫓のある風景

2019-07-13 | A 火の見櫓のある風景を描く



 今年5月の連休中に描いたスケッチを額装してリビングに飾る。額装するとなんとなく様になるから不思議だ。辰野町横川に立っているこの火の見櫓を描いたのは2回目。

何年か前に描いたスケッチはある方に請われ、私の手を離れた。このスケッチも来月にはここから離れる・・・。

この秋、またどこかで火の見櫓のある風景をスケッチしよう。楽しみなことを少し先に設定して、その日を楽しみに頑張る。


 


「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」

2019-07-13 | A 読書日記

図書カードで本を買う

図書カード5
(メモ:360)

 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子/新潮文庫、 図書カードで買い求めた5冊目の本。

毎年この時期になると、書店には主に中高生をターゲットにしていると思われる、各出版社の文庫本のコーナーが設けられる。だいぶ昔に高校生だった私も新潮文庫の100冊の中から本書を選んだ。戦争がテーマの本を読むなら、やはり夏だ。

**膨大な犠牲と反省を重ねながら、明治以来、四つの対外戦争を戦った日本。指導者、軍人、官僚、そして一般市民はそれぞれに国家の未来を思い、なお参戦やむなしの判断を下した。その論理を支えたものはなんだったのか。(後略)** カバー裏面には本書の内容がこのように紹介されている。

昨今の政治状況からして、このような本を読んでみることには意義があると思う。

『日日是日本語』今野真二/岩波書店を読了し、『華氏451度』レイ・ブラッドベリ/ハヤカワ文庫を再び読み始めた。このSFを読了したら、本書を読もう。

夏だ、読書だ。