■ イオンモール松本に初めて行き、イオンシネマ松本で公開中の映画「新聞記者」を観た(過去ログ)。
「医療系大学新設計画」に関する極秘情報を巡る動きとなれば、なんとなくあの事を想起させる。内閣情報調査室による真実を隠す情報操作・・・。
国家権力の闇に迫ろうとする東都新聞の女性記者・吉岡(シム・ウンギョン)の使命感。外務省から内閣情報調査室に出向中のエリート官僚・杉原(松坂桃季)、彼には奧さんと生まれたばかりの女の子がいる。この現実と正義感との葛藤。
国家権力に迫ろうとする吉岡とその権力に身を置く杉原、ふたりの出会いから展開していくサスペンス。日本でこのような内容の映画がつくられ、公開されたことに驚く(過去ログ)。
偶々、シネマで一緒になったバロ友(*)の内科医・M先生が映画終了後に私に問うた。「ラストで杉原が吉岡に向かって発した言葉は・・・」このシーンは無音なので読唇するしかなかった。私は「ごめん」と答えた。杉原の唇の動きから読み取れたのはこの言葉だった。杉原は調査室の上司・多田の甘言で「現実」を選択したのだ・・・。
*バロ友 松本市梓川にあったカフェ バロの常連客で、知り合いになった人たち。12日(金)の夜にバロ友のFさん、いわこすさん、ひーさま、安曇野のヤグラー・Tさんとで飲み会、いや食事会をした。