つい、新刊で
曽野綾子著「出会いの幸福」(WAC)を買う。
そこに80歳を過ぎた三浦朱門氏が登場しておりました。
「・・枕元が暗くて、本が読みにくいと文句を言う。
『僕は活字人間だから、身辺に本が散らかっていないと
落ち着かない』とも言う。
うちでは秘書たちとも私とも昼間終始喋っているのに、
病院でにわかに静かに沈黙の生活をするようになったら、
みるみる反応が鈍くなった。
それまで毎日渋谷まで電車に乗って本屋さんに行き、
本を買いあさり、名店街で『女房に頼まれたもの』を買い、
電車の中では無言のうちに、最近の女性風俗をしみじみ眺めて
楽しんでいたのに、そうした刺激が一切なくなったのだ。
八十歳を過ぎると、人間はほとんど数日のうちに衰える。
歩かなければ歩けなくなるし、
刺激がなければ惚ける。
恐ろしいほど早く変化が来る。・・・」(p28)
うん。80歳を過ぎた自分を想像できない。
この引用の言葉も80歳を過ぎる頃には忘れているか?
と、80歳を過ぎても生きてるつもりでいる(笑)。
曽野綾子著「出会いの幸福」(WAC)を買う。
そこに80歳を過ぎた三浦朱門氏が登場しておりました。
「・・枕元が暗くて、本が読みにくいと文句を言う。
『僕は活字人間だから、身辺に本が散らかっていないと
落ち着かない』とも言う。
うちでは秘書たちとも私とも昼間終始喋っているのに、
病院でにわかに静かに沈黙の生活をするようになったら、
みるみる反応が鈍くなった。
それまで毎日渋谷まで電車に乗って本屋さんに行き、
本を買いあさり、名店街で『女房に頼まれたもの』を買い、
電車の中では無言のうちに、最近の女性風俗をしみじみ眺めて
楽しんでいたのに、そうした刺激が一切なくなったのだ。
八十歳を過ぎると、人間はほとんど数日のうちに衰える。
歩かなければ歩けなくなるし、
刺激がなければ惚ける。
恐ろしいほど早く変化が来る。・・・」(p28)
うん。80歳を過ぎた自分を想像できない。
この引用の言葉も80歳を過ぎる頃には忘れているか?
と、80歳を過ぎても生きてるつもりでいる(笑)。