和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

ふるさともとめて。

2019-09-03 | 詩歌
髙橋美智子著「四季の京わらべ歌 あんなのかぼちゃ」(京都新聞社)。
古本で200円で購入。
はい。今年は京都関連の古本を、あれば買っています。
ネット古書なので、中身をひらけないのですが、
古本購入のなかに、一冊でも、輝く本があればしめたもの。
それには、安い古本は、ありがたい。

著者略歴 高橋美智子
京都府立第二高校女学校卒業
声楽家・わらべ歌研究家
あいりす音楽院院長

とあります。本は1998年初版で、きれいです。

きになったので、
CD「京のわらべ歌」を注文することに、
髙橋美智子・あいりす児童合唱団。
こちらは、915円+送料500=1415円。

はい。聞けてよかった(笑)。
通り名の歌「丸竹夷(まる・たけ・えべす)」の
はじまりは、バスの乗り降りの際の音声が流れます。
なるほど。パンフの最後に協力京都市交通局とある。
女の子の声での、わらべ歌なのがいいですね。
京都でも、ちょっと普通には聞けないかも(笑)。

さてっと、ひとつだけ引用。
『花いちもんめ』の解説はこうはじまります。

 「『花いちもんめ』は、
いま全国の子どもたちにうたわれ遊ばれていますが、
昭和のはじめに京都から東京へ伝わりました。
昭和6年ごろから文献に載るようになったといわれていますから、
わらべ歌としては新しいものといえましょう。
  ・・・・・
『ふるさともとめて花いちもんめ』ということばの
美しさからでしょうか、今では遊びをはなれて、
歌曲『花いちもんめ』として独り歩きしています。
  ・・・・・
『子買お 子買お』とも歌われていた数ある
子もらい遊びの中の、いちばん美しく昇華された歌。
『花いちもんめ』はそんな歌だと思います。」(p52~53)



 ふるさともとめて 花いちもんめ
 ふるさともとめて 花いちもんめ
 
 もんめ もんめ 花いちもんめ
 もんめ もんめ 花いちもんめ

 〇〇ちゃんもとめて 花いちもんめ
 〇〇ちゃんもとめて 花いちもんめ

 勝ってうれしき 花いちもんめ
 負けてくやしき 花いちもんめ





コメント
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