産経新聞を購読してます。といっても、テレビ欄中心(笑)。
6月2日(日曜日)の産経読書欄に、酒井信が
福田和也著「保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである」(河出書房新社)
の書評を載せておりました。
はい。私は、どちらの方の本も読んだことはありません。
それでも、この書評がよかったので、新刊を注文することに。
うん。酒井氏の書評だけで、私は満腹感がありました。
短い書評に、元気が出そうな言葉のてんこ盛り。
ここは、書評の紹介にします。
「 ・・・・・時代と対峙し、自己の価値観を
批評として切り出す時に、ユーモアを忘れないこと。
不景気な時代に、景気の悪い生き方をしないこと。
福田恆存(つねあり)は『 伝統にたいする心構え 』で、
文化とは生き方であり、狂気と異常から身を守る術だと述べている。
・・・・『 日常の精神の安寧 』に関わる共同体主義だと言える。
・・日本の保守思想は、日常の安寧を『文化』として尊ぶ点で、
思いの外、臨床心理学と近い関係にある。・・ 」
ちなみに、書評の最後はというと、
「 ・・『 日常の精神の安寧 』を尊ぶ福田らしい
『 生きた文学 』で、彼の弟子であることを誇らしく思う。 」
このキラキラする言葉の断片を、さあ、どう組み立てればよいか
わからないままに、それではと、新刊を注文することに。
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