和田浦海岸

家からは海は見えませんが、波が荒いときなどは、打ち寄せる波の音がきこえます。夏は潮風と蝉の声。

読むテレビ。

2018-10-02 | テレビ
テレビは見ているだけなので、
テレビを読んでいる方がおられると、
ハッとさせられます。

ということで、
産経新聞10月1日の一面左
櫻井よしこ氏の連載に
ハッとさせられました。

はじまりは、こうです。

「わが国のメディアは物事の全体像をおさえて、
バランスのとれた判断材料を提供し得ているか。
偏った情報発信の罠に陥っていないか。
自民党総裁選の報道を振りかえる・・・・」

ここで、
「候補者の安倍晋三(党総裁)と石破茂元幹事長を
招いた各局の報道番組を」比べております。

まともな番組として、
「プライムニュースイブニング」(9月17日)

「一番まともなのがフジテレビだった。
アベノミクスからロシア外交、北朝鮮問題、
憲法改正まで安倍、石破両氏の議論の焦点が
拡散しないように、またかみ合うように、
キャスターの反町理(そりまちおさむ)氏が
巧みな質問をし続けた。」

まともでなかった民放各社は
〇「news every.」(日本テレビ、9月17日)
〇「報道ステーション」(テレビ朝日、9月17日)
〇「NEWS 23」(TBS、9月17日)

この3番組について、櫻井氏は指摘します。

「3番組の共通項は
① 国際情勢についての質問がない。
② モリ・カケ問題に多くの時間を割き、
  もっぱら安倍氏の政治姿勢を論難した。
③ 加計学園問題で石破氏の果たした
  後ろ向きの役割には全く触れない。」

以下具体的に、櫻井氏は書いております。

「トランプ、プーチン、習近平各氏に加えて
朝鮮半島には金正恩、文在寅の両氏。
こうした周辺諸国首脳の顔ぶれを頭にうかべるだけで、
外交・安全保障政策が日本の命運をどれほど
決定的に左右するか、容易に想像できる。

経済・貿易、安全保障、拉致、北方領土など、
課題山積の国際情勢についての質問が

〇日本テレビ政治部長の小栗泉氏
〇『報ステ』の後藤謙次氏
〇『23』の星浩氏

の誰からも出なかったのは
驚きよりも失望だった。
それが各局の方針なのか、
番組によってはモリ・カケ問題に、
全体の約3分の1を割くなど極端に
内向き志向だ。
討論の基調は安倍氏に一方的に厳しく、
獣医学部の新設を全く認めない歴史が
52年間も続いた岩盤規制を、
これからも続けさせようとした
いわゆる『石破4条件』について、
石破氏の説明責任を求める声も全くなかった。」

うん。まだまだ続くのですが、
これは、産経購読者なら読めるので、
ここまでにしておきます(笑)。

さてっと、
私はテレビを読めないけれど、

〇日本テレビ政治部長の小栗泉氏
〇『報ステ』の後藤謙次氏
〇『23』の星浩氏

せめて名前と顔とが一致するかどうか、
注意してテレビをつけることにします。


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