映画とライフデザイン

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映画「ブルークラッシュ」 ケイト・ボスワース

2014-12-24 06:13:06 | 映画(洋画:2000年以降主演女性)
映画「ブルークラッシュ」はハワイを舞台にした2002年のサーファー映画だ。
女性の天才サーファーが子供のころからあこがれていたサーフィン大会に出場しようとする姿を、恋物語とあわせて描いていく。


取引先にサーファーがいて、彼と飲みながらサーファー映画談議になった時にこの「ブルークラッシュ」の話が出た。自分は「ビッグウェンズデイ」は不滅の傑作だと思っている。脚本家として名高いジョン・ミリアスはサーファーで、彼によるストーリーも味があるが、大波にのりまくるサーファーの映像が実に素晴らしい。それが好きなら一度見てみたらという話でこのDVDを手に取った。ジャケットは何度も見たことがある。健康そのものの明るそうなサーファー女性がニッコリ笑っているものだ。でも見る気になれなかった。

しかし、見てみてビックリとはこのこと。絶好の巻き波をとらえて水中から映す映像は本当に素晴らしい!


ハワイのオアフ島ノースショアが舞台だ。
プロ・サーファー志望のアン・マリー(ケイト・ボスワース)は、親友のエデン(ミシェル・ロドリゲス)とレナ(サノー・レイク)、妹のペニー(ミカ・ブーレム)の4人で、サーフィン漬けの毎日を送っている。小さな頃から天才サーファーと呼ばれたアンは、サーフィン大会、「パイプ・ライン・マスターズ」で優勝するという夢があった。ノースショアは、パイプラインと呼ばれる大きな巻き波で有名だ。
しかし大波に巻かれて海底のサンゴに打ち付けられおぼれかけたサーフィン中の事故がきっかけで、アンは恐怖心が残っていた。。


それでも大会出場を決意するアンだが、バイト先のホテルで出会ったプロ・フットボールのスター選手マット(マシュー・デイヴィス)と恋におちる。アンは彼に夢中になっていき、サーフィンを忘れかける。そんな彼女に対し、親友二人はもう一度夢を思い出させようとする。自分の本分に目覚めたアンは、大会に出場することにしたが。。。

正直ストーリーはどうってことない。
ケイト・ボスワース、ミシェル・ロドリゲスという2人の若手女優を起用している。2人は現在ではメジャーになってしまったが、当時無名だった。その2人を中心に海の上で繰り広げられる映像が凄すぎる。


パイプラインにのまれないようにサーファーがダイナミックに波にのるシーンはスピード感にあふれ、見ている方が思わず手に汗握るという感じになる。しかもこの10M程度はあろうという大波は日本では台風の時くらいにしか来ないだろう。それだけではない。波にのまれて海の中でもがくシーン、海中でサンゴに足をからまれてしまうシーンなど海の中の映像もよく撮れたなあと感心してしまう。

これ以上語るよりも映像をみたほうがいい↓


 
まさにこの撮影はプロの仕事、恐れ入りました。
見ているだけで元気が出てくるなあ!

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