映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ドミノ キーラ・ナイトレイ

2010-01-22 21:24:53 | 映画(洋画:2000年以降主演女性)


トニースコット監督によるキーラナイトレイの異色作である。可憐な彼女にしては非常にめずらしい賞金稼ぎを演じる。ストーリー展開が複雑でよくわかりづらい。ちょっとなじみづらい映画だが、暴れん坊のキーラナイトレイの振る舞いを見ているのは楽しい。

最初に顔がキズだらけのキーラナイトレイとFBIの心理捜査官ルーシー・リューが取調室で話すシーンが出てくる。そこでキーラはこれまでの人生を回想する。キーラは有名男優ハーヴェイの娘として生まれた。父親は早死にしたために母親ジャックリーンビセットに育てられた。母親は再婚、寄宿学校でも、若くしてなったファッションモデルのコミュニティでも周りとそりが合わず常に突っ張っている。気に入らない相手を次から次に殴り飛ばす。そんな時賞金稼ぎのセミナーをやっているのを見つけて参加する。そこでノウハウを勉強して、講師のミッキーロークらと一緒に実際に賞金稼ぎに乗り出すが。。。。

キーラナイトレイはこの作品にでたとき、まだ20歳だった。そう考えるとすごいとしか言いようがない。アクションも激しくどきどきものだ。しかもヌードを披露する。ボリューム感はないが、体当たりで賞金稼ぎ仲間の一人とのラブシーンを撮る。ライバルとも評されるスカーレット・ヨハンソンはヌードにもなっていないし、こんな激しいアクションは見せたことはない。そう考えると、キーラにとってもう少し注目されてもいい作品だ。

その他にもクリストファー・ウォーケンや「アメリカンビューティ」のミーナ・スヴァーリなど豪華キャストでみな演技も悪くはないけど、ちょっと見づらい映画だった。BGMのようにずっとバックに流してキーラを追いかけているのが良いのかも?

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