キムベイシンガーが「炎のランナー」のヒューハドソン監督と組みアフリカロケで描く実話ものである。ケニアをロケにして、空中からの撮影を連発しながら広大なアフリカ大陸の中で野生動物と共存する姿を描く。いくつかのヤマ場はあるが、たんたんと流れていく。編集も中途半端で、突っ込みは弱い気がする。
イタリア女性のキムベイシンガーは幼い息子のいるシングルマザーである。ある時友人と車に同乗しているときに交通事故にあってしまう。事故車の運転手であった男性が大けがをした彼女に同情、二人は恋に落ち結局再婚することになる。彼は昔からアフリカに移住したい希望があった。連れ子になる息子の了解もえられて、ケニアに移住することになった。
現地の黒人たちと同化して暮らすようになるが、本来密猟を取り締まる立場なのに夫は一度友人と猟に出ていくとなかなか帰らない。息子は蛇と戯れるのが大好きになっていく。夜には野生のライオンや象が住居をおそったりして、アフリカの生活は大変であるが。。。。。
自伝が基になっているという。夫がどうにもならないぐうたら男という訳ではない。取り巻きも極端におかしくはない。普通である。話の起伏は少ない。
舞台がアフリカであるためか、流れているムードはゆったりしている。
最近は南アフリカを題材とする映画が量産されているので、アフリカの映画も珍しくはなくなった。その昔はハンフリーボガードとキャサリン・ヘップバーンの主演による「アフリカの女王」が代表的であった。オスカー作品でアフリカが舞台のシドニーポラック監督、レッドフォード主演の「愛と哀しみの果て」はちょっと長すぎる。途中でかなりだらける。しかし、ボガードの時代より撮影技術が進んだせいか、平面からだけでなく、空から鳥瞰的にアフリカ大陸の自然と動物たちを映像でとらえている。アフリカをとらえる映像の基本は「愛と哀しみの果て」とこの作品に大きな差はない。似ている要素が多い。
キムのほかでは2人有名な俳優がいる。一人はダニエル・クレイグである。現在のジェームズボンドである彼がまだメジャーになっていないころで、夫の狩猟仲間を演じる。特に大きな活躍ではない。あとはエヴァ・マリー・セイントだ。「波止場」でのマーロンブラントの相手役であり、ヒッチコック監督「北北西に進路をとれ」で謎の女を演じている。キムの母親役でおばあちゃん役を演じた。これはなかなか良かった。
(参考作品)
イタリア女性のキムベイシンガーは幼い息子のいるシングルマザーである。ある時友人と車に同乗しているときに交通事故にあってしまう。事故車の運転手であった男性が大けがをした彼女に同情、二人は恋に落ち結局再婚することになる。彼は昔からアフリカに移住したい希望があった。連れ子になる息子の了解もえられて、ケニアに移住することになった。
現地の黒人たちと同化して暮らすようになるが、本来密猟を取り締まる立場なのに夫は一度友人と猟に出ていくとなかなか帰らない。息子は蛇と戯れるのが大好きになっていく。夜には野生のライオンや象が住居をおそったりして、アフリカの生活は大変であるが。。。。。
自伝が基になっているという。夫がどうにもならないぐうたら男という訳ではない。取り巻きも極端におかしくはない。普通である。話の起伏は少ない。
舞台がアフリカであるためか、流れているムードはゆったりしている。
最近は南アフリカを題材とする映画が量産されているので、アフリカの映画も珍しくはなくなった。その昔はハンフリーボガードとキャサリン・ヘップバーンの主演による「アフリカの女王」が代表的であった。オスカー作品でアフリカが舞台のシドニーポラック監督、レッドフォード主演の「愛と哀しみの果て」はちょっと長すぎる。途中でかなりだらける。しかし、ボガードの時代より撮影技術が進んだせいか、平面からだけでなく、空から鳥瞰的にアフリカ大陸の自然と動物たちを映像でとらえている。アフリカをとらえる映像の基本は「愛と哀しみの果て」とこの作品に大きな差はない。似ている要素が多い。
キムのほかでは2人有名な俳優がいる。一人はダニエル・クレイグである。現在のジェームズボンドである彼がまだメジャーになっていないころで、夫の狩猟仲間を演じる。特に大きな活躍ではない。あとはエヴァ・マリー・セイントだ。「波止場」でのマーロンブラントの相手役であり、ヒッチコック監督「北北西に進路をとれ」で謎の女を演じている。キムの母親役でおばあちゃん役を演じた。これはなかなか良かった。
(参考作品)
永遠のアフリカ | |
キムベイシンガーがアフリカに移住 | |
愛と哀しみの果て | |
アフリカ生活といえばシドニーポラックの作品 | |