高樹のぶ子の原作を永島敏行、秋吉久美子の共演で描く2004年の作品である。撮影当時50歳だった秋吉久美子がかなり大胆な濡れ場を演じる。この年齢にしてこれだけの魅力を保っていられる秋吉久美子には脱帽である。
テレビの制作会社の社長である永島敏行は、撮影で金沢に来ていた。彼は15年前に刀鍛冶の男を取材に来た際、その娘に強烈に惹かれたことがあった。まだセーラー服の似合う高校生であった。その思いを持ちながら車で石川県の鶴来町に向かった。そして家に行くとすでに老いていた父親と出戻りの娘秋吉久美子が秋吉の娘と共に暮らしていた。永島は寝たきりになっていた父親と話すが、父親は彼を借金取りと勘違いした。一家は生活に困っているようだった。秋吉久美子の魅力に取りつかれた永島は、彼女の金銭面での援助をすることを約束した。そして二人は結ばれて行くのであるが。。。
ストーリーに大きな起伏はない。いかにも高樹のぶ子らしい匂いのするストーリーである。渡辺淳一の一連の作品の匂いも感じる。映画を観ていって、秋吉久美子が次第に大胆になってくる。彼女も息の長い俳優である。藤田敏八監督作品「赤ちょうちん」「妹」で若いころから脱いでいた。あれから30年以上たつ。かわいい顔とナイスバディのコントラストが印象的だった。こういう場合、普通は昔はよかったなんて話になるが、彼女の場合は違う。むしろこの作品のほうが狂喜に迫る魅力をぷんぷんさせる。50にしてこんな官能的な魅力を持つ女性はたぶんいないのではないか。
この映画の見どころはそれだけといっても過言ではない。
すごい!
ネタばれではないが、最後に15年後のシーンがある。これは絶対におかしい!
永島と秋吉は高校生のときから25年ぶりに出会ったという設定。それなら秋吉の設定は42から43歳の設定だ。そうすると、その15年後なら57から58歳となる。秋吉久美子の雰囲気が違いすぎる。70を大きく過ぎた認知症のおばあさんのようにしている。
いくらなんでもこれは不自然だ。余計だったなあ。
テレビの制作会社の社長である永島敏行は、撮影で金沢に来ていた。彼は15年前に刀鍛冶の男を取材に来た際、その娘に強烈に惹かれたことがあった。まだセーラー服の似合う高校生であった。その思いを持ちながら車で石川県の鶴来町に向かった。そして家に行くとすでに老いていた父親と出戻りの娘秋吉久美子が秋吉の娘と共に暮らしていた。永島は寝たきりになっていた父親と話すが、父親は彼を借金取りと勘違いした。一家は生活に困っているようだった。秋吉久美子の魅力に取りつかれた永島は、彼女の金銭面での援助をすることを約束した。そして二人は結ばれて行くのであるが。。。
ストーリーに大きな起伏はない。いかにも高樹のぶ子らしい匂いのするストーリーである。渡辺淳一の一連の作品の匂いも感じる。映画を観ていって、秋吉久美子が次第に大胆になってくる。彼女も息の長い俳優である。藤田敏八監督作品「赤ちょうちん」「妹」で若いころから脱いでいた。あれから30年以上たつ。かわいい顔とナイスバディのコントラストが印象的だった。こういう場合、普通は昔はよかったなんて話になるが、彼女の場合は違う。むしろこの作品のほうが狂喜に迫る魅力をぷんぷんさせる。50にしてこんな官能的な魅力を持つ女性はたぶんいないのではないか。
この映画の見どころはそれだけといっても過言ではない。
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ネタばれではないが、最後に15年後のシーンがある。これは絶対におかしい!
永島と秋吉は高校生のときから25年ぶりに出会ったという設定。それなら秋吉の設定は42から43歳の設定だ。そうすると、その15年後なら57から58歳となる。秋吉久美子の雰囲気が違いすぎる。70を大きく過ぎた認知症のおばあさんのようにしている。
いくらなんでもこれは不自然だ。余計だったなあ。