映画とライフデザイン

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「家政婦のミタ」にハマった

2011-12-23 18:15:37 | 映画(日本 2000年以降主演女性)
「家政婦のミタ」が終わった。
矢沢コンサートが終了したあと、今年最後の楽しみとなったドラマの最終回ついに終了した。
喪失感に似た脱力感がある。

テレビドラマを見るなんてことはめったにない。比較的自宅で食事をとることが多い水曜日に流れでテレビを見ることもある。でもそれにはまるなんてことはない。

題名をみて、明らかに市原悦子のドラマのオマージュかなという印象を受けた。「ふーん」と思いながら、家のテレビ画像を見ていた。ずいぶんとぶっきらぼうな家政婦だなというのが第一印象。普段の彼女のイメージと違う気がした。そうしたら水の中に入り込んでいくとか、派遣先の息子をいじめる男の子を手篭めにするとかすげえ話だなあと思いハマっていった。
ドラマの最後予告編を見ると、次回はもっとすごい話になる雰囲気
毎週水曜日が楽しみになった。

家族の絆うんぬんが言われるけど、このドラマの基本はスリラーである。
音楽も実に効果的に使われて、スリル感を盛り上げる。
次に何が起こるか分からないドキドキ度の高さが人気を支えたのであろう。
しかも三田さんのキャラが凄すぎる。本当にはまった。

12月の初め、水曜日から木曜日にかけて箱根のホテルで泊りの忘年会があった。
6時半から2時間ほど一次会で宴会場でやったあと、2次会のカラオケラウンジに移った。
9時近くなった後、メンバーが時計を気にしだす。あと一時間で「家政婦のミタ」だと
おっとみんな見ているんだ。聞くと中年のオヤジたち大部分が見ている。
9時45分には早々に引き揚げて部屋に向かう。
いつもだったらカラオケが延々と続くのに部屋でみんな興奮しながら見た。
なんせその日「憎き隣の家の家政婦」になってしまうのであるから。。。。

翌週も忘年会づくしだが、水曜日は休み。当然誘われても先約を理由に行かない。
木曜日に社内および関係者の忘年会をやった。女性はたいてい見ているかと思ったらそうでもない。
逆に男が見ている率が多い。技術の部署の女の子なので若干違うかもしれないが。。。
でもこういった人たちも忘年会もほぼ終わりになっている21日には家に帰ってみただろう。
当然口コミもすごいので見ないと話題に合わないから必ず見るはずだ。
女性の方がそういう心理が強いだろう。最後の視聴率10%アップには女性が貢献したのでは?
その日初めて斎藤和義の「やさしくなりたい」カラオケを自らやった。

それから翌週の矢沢コンサートと「家政婦のミタ」への期待でうきうきした。
月曜矢沢コンサートの翌日は千葉のある業者さんに浦安高級ホテルでの忘年会に誘われた。
着座形式でディナーを食べながらの豪華忘年会だ。
昨年もそうであったが、招待を受ける代わりに替え歌を歌う。
去年はモー娘でいったが、今年は斎藤和義「やさしくなりたい」の替え歌をつくって歌った。
今年最大の人気ドラマ主題歌の替え歌という前置きでうけた!

もうそんなわけで最終回前は興奮していた。だって前回の最後の最後斎藤和義の歌が終わった後で
お母さんになってと言われ「承知しました。」というんだから
会社でもその話題で持ち切り

ドキドキハラハラ度が高く楽しんでいたが、正直子供たちがしゃべるセリフには
うっとうしいと思うことも多かった。最終回も同様である。
展開はうまいが、セリフには欠点が目立つ
それでもこんなに毎週楽しみにさせられることなんて久々だ。
途中の展開が読めそうで意外に読めない。予告編の使い方が実にうまい!

あともう少し私たちと一緒にいてよと言われた時、少し間が空いて松嶋奈々子がいう。
「承知しました」これは意外だった。
最後泣ける展開だとは自分には思えない。
でも笑ったというより微笑の松嶋奈々子の表情には世のお父さん連中はみんなノックダウンだろう。
(どの家もとなりに奥さんが見ているんで、何も言わないでいるけど)
きれいだったなあ。

最後余韻を残したのがいい。
ハッピーエンドで終わるだけだったら魅力はない。
いつもの不気味さを見せながら次もあるのでは?と期待させるわけだから。。。。

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