「グーグーだって猫である」は漫画家大島弓子の自伝的作品で主人公の漫画家を小泉今日子が演じる。人気監督犬童一心の作品だ。空間庭園でいい味を出していた小泉今日子が猫好きの個性的主人公に扮する。漫画のアシスタントをはじめとして、脇役が上手に独特の雰囲気を出し、吉祥寺付近の風景とうまく溶け込んでできた映画だ。
映画は漫画家のアシスタントこと上野樹理の一人称で語られる。
主人公である天才漫画家の小島麻子こと小泉今日子は吉祥寺に住んでいる。彼女が長年連れ添った愛猫のサバが亡くなる。サバを失った悲しみは大きく、小泉は漫画を描けなくなってしまう。そんな彼女を心配するアシスタントたち。ある日、小泉はペットショップで一匹の小さな猫と出会う。彼女はその猫を連れ帰り、グーグーと名づける。猫はアシスタント達にも可愛がられ、主人公に元気な表情が戻ってくる。そんなある日、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す小泉の前にグーグーを連れて現れたのは一人の青年こと加瀬亮である。ちゃんと管理しなさいと叱られたが、加瀬の姿に思わず見とれてしまう。
後日、アシスタント上野樹理の彼氏のライブにアシスタント達と出かけた小泉は、そこで加瀬と再会。ライブ後の打ち上げで、気を利かせた上野は小泉と加瀬を二人きりにする。二人は徐々に距離を縮めていくのであるが。。。。
ものすごくよかったという映画ではない。でも後味は悪くなかった。やさしかった。
吉祥寺はあまり縁がない。荻窪で働いたことはあるが、その先はめったに行かなかった。でも基本的遊びスポットは知っている。井の頭公園や商店街の中をロケ地としながら、映画はやさしいムードで進んでいく。赤白の外壁で訴訟問題になった地元の楳図かずおがチョイ役で出るのが御愛嬌、あの訴訟はひどい話だが、吉祥寺はまあそういううるさい街ということだ。小泉がもつ独特のムードが映画を支配する。
アシスタント役の4人がいい。お笑い系の匂いがして心がなごむ。上野樹理の彼氏が女子高生と浮気をして、それを追いかけるシーンや病院でのお見舞いシーンは他の映画にないいい感じであった。
映画は漫画家のアシスタントこと上野樹理の一人称で語られる。
主人公である天才漫画家の小島麻子こと小泉今日子は吉祥寺に住んでいる。彼女が長年連れ添った愛猫のサバが亡くなる。サバを失った悲しみは大きく、小泉は漫画を描けなくなってしまう。そんな彼女を心配するアシスタントたち。ある日、小泉はペットショップで一匹の小さな猫と出会う。彼女はその猫を連れ帰り、グーグーと名づける。猫はアシスタント達にも可愛がられ、主人公に元気な表情が戻ってくる。そんなある日、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す小泉の前にグーグーを連れて現れたのは一人の青年こと加瀬亮である。ちゃんと管理しなさいと叱られたが、加瀬の姿に思わず見とれてしまう。
後日、アシスタント上野樹理の彼氏のライブにアシスタント達と出かけた小泉は、そこで加瀬と再会。ライブ後の打ち上げで、気を利かせた上野は小泉と加瀬を二人きりにする。二人は徐々に距離を縮めていくのであるが。。。。
ものすごくよかったという映画ではない。でも後味は悪くなかった。やさしかった。
吉祥寺はあまり縁がない。荻窪で働いたことはあるが、その先はめったに行かなかった。でも基本的遊びスポットは知っている。井の頭公園や商店街の中をロケ地としながら、映画はやさしいムードで進んでいく。赤白の外壁で訴訟問題になった地元の楳図かずおがチョイ役で出るのが御愛嬌、あの訴訟はひどい話だが、吉祥寺はまあそういううるさい街ということだ。小泉がもつ独特のムードが映画を支配する。
アシスタント役の4人がいい。お笑い系の匂いがして心がなごむ。上野樹理の彼氏が女子高生と浮気をして、それを追いかけるシーンや病院でのお見舞いシーンは他の映画にないいい感じであった。