映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

14年目の雑感

2021-06-05 17:52:53 | Weblog
6月に入った。緊急事態宣言は相変わらず続く。でも、どうやらオリンピックはやりそうな感じになってきた。先週オフィシャルスポンサーのある幹部が訪ねてきて話をしても、完全にやる気になって準備している。余程のことがない限りやる方向に向かっているのであろう。

A新聞はオフィシャルスポンサーにもかかわらず、開催に対して反対意見を発信している。それしか言い様にないんだろう。この辺りの矛盾がいかにもダメ新聞らしいし、いつもながら戦後民主主義の主のように上から目線で狂っている。今期赤字になるのは当然だ。

「普通だったらやらない」という尾身会長の話はごもっともではある。「この状況でよくやる」と発言すること自体は立場的には当然でしょう。それに対してはとやかく言わない。とは言うものの、ここまできたら頑張ってオリンピック開催して欲しい。自分にとって2回目のオリンピックを是非見たい。


普通だったら、オリンピックで日本国民が一致して押し進むべきものが分断している。それはやむを得ない。コロナのせいだ。
日本の人口がベビーブーム世代にかなり偏っている。その世代は70代前半でまだ80代にはなっていないので、そう簡単には減らない。大学で学園紛争をして、世間一般に迷惑をかけた世代だ。当時は大学進学率は今より低いから、仮に大学行かなくても、労働組合に入って会社の利益自体を搾取とみなし、バブル崩壊日本を停滞させた日本経済にとって戦犯のような男女が多い。


ピータードラッカーも日本企業が絶好調時に日本を称賛する一方で日本人労働者の社会主義的発言に呆れている。日本の従業員たちは勤務先企業の生き残りと繁栄に,非常に大きな利害を持っている。ところが,利益への反発はどこの国よりも強い。「私たち日本人にとって,利益は禁句であり,搾取を意味すると何度となく聞かされた。(マネジメント2 有賀訳 p307)


野党は何でも反対で、ワクチン接種も遅れた。野党が法案成立を遅らせたのも明らかだ。偉そうに善人ヅラするな。うちの会社のアメリカ駐在員はとっくに全員接種完了している。ワクチン進んでいるのは自由主義の国だ。あるcpu会社の会長の接種が早いと大騒ぎ。たくさん寄付している人に優遇処置あって当然でしょう。その時点で日本は狂っていると思った。

社会主義国のような日本になってしまっては、後進国になるのもおかしくない。大学時代、経済政策の講義でエジワースの箱を使って、無差別曲線が交わり合うこの圏内に入れない国例えば東南アジア諸国を競争に参加させようと教授が言っていた。まったく逆の立場になった。

一部でA新聞の言説をもっともと思っている我々より上の世代がいる一方で、新聞を読まない若い20代から30代の半分はTVも見ないというデータがNHKより発表された。まあ、若い人にはこのまま反体制の言うなりにならずにオリンピックの組織幹部はじめみんなを応援して欲しい。

1964年幼稚園児の自分にとって印象深かったのは、アベベと水泳のショランダーだった。2人とも強いので印象に残った。


子供なので女子バレーは見ていない。日本選手ではマラソンで最後競技場で抜かれた円谷だ。あとは重量挙げの三宅かな。柔道無差別でへーシンクが神永を破った試合は見ていない。でも、ヘーシンクについてマスコミが騒いでいた印象が子供心にある。


幼稚園ではお遊戯でオリンピック音頭をやったし、幼稚園から近い山手通りの大崎広小路のガード下で聖火ランナーを見た。今と違い後ろめたいことなくさっそうと走っていた。なんかへんな国になったよね、日本。でも、ともかくオリンピックができるように頑張って!

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