ここのところ天候が不順で2週間続けて山に行けず、体重と腹囲が気になってしょうがない。8月はとうとう人に見せられる写真は1枚も撮れずに終わった。しかし、私のこのようなブログでも熱心にサイトを訪れてくれる人がおり、今回は私の一番のお気に入りの山と言って良い、北岳の画像を未公開作品も含めて一挙18点公開します。ブログ上ヨッシー写真展、皆さんのご評価は如何に!?
初冬の北岳バットレス 平成18年12月3日 鳳凰山辻山(115mm F11 1/30sec)
冬山経験が全く無かったので、まずは下見に鳳凰山辻山まで行ってみた。間近に見る雪のついた北岳バットレスは実に壮大だった。手前にバットレスを隠すように尾根が通るが、これは池山吊尾根から派生して広河原に至る尾根で、ここには嶺朋ルートという地図に無い上級者ルートが通っている。私の所属する山岳会、嶺朋クラブで毎年コース整備しているが、私はまだ歩いたことが無い。
蒼き北岳 平成18年12月24日 鳳凰山薬師岳 (90mm F20 1/30sec)
辻山で感触をつかんで、今度は単独で薬師岳にテント1泊で向う。初めての雪上テントは不安があったが、幸運にも同じ写真目的の下山氏と出会う。テントの設営や雪山の過ごし方だけでなく、写真に関しても彼からは多大な影響を受け、今でも親密なつきあいが続いている。これはPLフィルターを思い切り効かせて空の青さを強調して撮影した1枚。バットレスを正面に構える鳳凰山からの北岳は、見る者を圧倒する威厳がある。
残月と北岳 平成19年5月5日 鳳凰山赤抜沢の頭 (48mm F14 1/40sec)
このシーズン4度目の鳳凰山でようやく赤抜沢の頭まで行くことができた。九州からはるばる来られた堀川さんらと知り合い、その後星空の撮影にはまるきっかけとなる。この日の朝は薄くピンク色に染まった白峰三山の上に笠雲がかかり、その上に残月があるという絶好の景色が見られた。
白峰三山の朝 平成20年4月6日 鳳凰山観音岳 (28mm F14 1/6sec -2/3EV)
雪の鳳凰山に毎年1度は行かないと気が済まない。鳳凰山目指して登って行くと、夜叉神峠でブログの愛読者、Y-chanに声をかけられ、後に相互リンクする運びとなった。新雪に阻まれて薬師岳の手前、砂払山にテントを張り、翌朝未明に出発して観音岳中腹で朝を迎えた。雲ひとつない快晴で、朝日に照らされた白根三山が上品なピンク色に染まった。
荒れる北岳 平成18年10月10日 中白根山 (19mm F20 1/60sec)
前日から大荒れの天気で、広河原行きのバスが動き出したのは10時過ぎ、北岳山荘まで到着できたのは10人ほどしかいなかった。午後4時ごろから機関銃のような雪と強風が吹き荒れ、翌朝雪は止んだものの相変わらずの強風が吹き荒れていた。中白根山まで行ったもののその先はあきらめて北岳山荘に引き返す。この年の北岳初冠雪だが、白馬岳ではこの時多数の遭難者が出ていた。
雪珊瑚と北岳 平成18年10月10日 北岳山荘前 (25mm F18 1/60sec)
前日の吹雪で稜線上は見事な岩氷とエビのシッポが形成され、ハイマツは珊瑚のように白い雪化粧を纏っていた。風と天気さえ回復すれば・・・一旦下山を決意して歩き始めたが、願いが通じたのか青空が見え始め、北岳山頂も見えてきた。再び戻って農鳥岳を目指す。
農鳥岳から見る北岳 平成18年10月10日 農鳥岳山頂 (33mm F16 1/60sec)
強風は続いていたが天候は回復した。気温も上がり半日も過ぎると雪は大部分がとけてしまった。凄い景色を楽しむことができたが、この時に持っていた三脚は1kgにも満たない軽いものだったので、カメラの固定が悪かったのが悔まれる。(これを機会に1.8kgの三脚に変えた。)農鳥岳から振り返ると、どっしりした山容の間ノ岳の右肩に聳える雄々しき北岳、その尖った姿が美しい。
王者の風格、北岳 平成18年10月11日 間ノ岳 (48mm F22 1/8sec)
入山3日目は打って変わって風も無く穏やかな天候となった。間ノ岳山頂で会った人に話を聞くと、前夜の北岳山荘は横たわる場所もないほど大混雑だったという。こちら側から見る北岳は、甲斐駒ケ岳と八ヶ岳を従えて、空に突き出す格好良い三角錐が王者の風格をたっぷりと漂わせている。
白根南稜からの北岳 平成19年9月16日 笹山(黒河内岳) (70mm F7.1 1/400sec)
歩く人の少ない白根南稜。笹山が山梨百名山に入っていなければほとんど訪れる人はいないのではないだろうか。前年初めて訪れた時は道を間違えて山中を5時間もさ迷い歩き、稜線上でビバーク。この年は山口さんとともに1泊2日で強行し、2日目は14時間も行動した。写真としてはたいしたものではないが、そういう苦労のある1枚である。
笊ヶ岳から見る白根三山 平成18年10月15日 笊ヶ岳 (62mm F18 1/5sec)
山梨百名山中、最も体力を要する山、笊ヶ岳。雨畑の老平から布引山を経て山頂までは、累積標高差で2300mもあり、しかも水場は登山道入り口の広河原から汲み上げるしかない。しかし、その苦労が報われるだけの素晴らしい景色がそこには待っている。特に富士山の眺望は抜群、西側の荒川三山も良い。そして奇妙な形に見える白根三山、農鳥岳が間ノ岳と北岳の間に入るのだ。白根南稜ならではの風景。
紅葉と冠雪の北岳 平成19年10月20日 大樺沢二俣 (33mm F14 1/13sec)
前日北岳は初雪が降ったので喜び勇んで北岳を訪れる。大樺沢から見上げると、下部の緑、中腹の紅葉、山頂の雪と見事な三段紅葉の姿を見せてくれた。前年とは違って天候に恵まれ、快適な山行となった。
晩秋の気配 平成19年10月20日 北岳右俣 (17mm F11 1/80sec)
右俣上部ではもうダケカンバの葉も散りすっかり晩秋の気配。枯れたシシウドを逆光で撮影して晩秋の気配を出してみたが・・・雰囲気がいまひとつ。こういう写真も好きなのだが、私には向かないのかもしれない。
初冠雪の北岳 平成19年10月21日 小太郎山 (53mm F5.6 1/125sec)
肩の小屋で知り合った女性とともに、おやじ3人衆で訪れた小太郎山。尾根伝いに行けば簡単に行けそうに見える小太郎尾根だが、実は道が不明瞭でわかりにくい。これで訪れるのは2度目なのだが、やはり途中で道がわからなくなり、ハイマツをかき分けて道を探すことになる。山頂からの見晴らしは実に良い。少しひねくれたように向うを向く北岳も良いが、間近に迫る仙丈岳や甲斐駒ケ岳も良い。帰りは大急ぎで下山し、なんとか予定のバスに間に合った。
北岳君臨 平成19年6月17日 鋸岳三角点 (260mm F11 1/10sec)
小太郎山からの北岳に似ているが、これは遥か彼方、鋸岳からズームレンズで捕えた北岳。植田さんとともに長い釜無川林道を歩いてたどり着いた三角点ピークは、2~3張テントが張れる私のお気に入りの場所。ここから見る鋸岳第一高点の尖った山容も良いが、仙丈岳から塩見岳、間ノ岳、北岳を一望できるところが良い。
巻雲流れる南アルプスの空 平成19年6月17日 鋸岳第一高点(19mm F14 1/25sec +1/3EV)
前日の夕暮れはおそらくこの年最高と思われる凄い夕焼け空だった。そして翌朝は、年に何回見られるだろうかというような、筋雲の先が巻いた巻雲(絹雲とも言うらしい)流れる凄い空だった。あまりの眺めの良さに、帰りの長い道のりも忘れてしばし山頂で時間を費やしてしまう。
盛夏、朝焼けの北岳 平成19年8月18日 早川尾根
お盆休みでどこの山小屋も大混雑だろうと思いきや、早川尾根小屋は10人ほどの宿泊客で静かな夜だった。アサヨ峰側へ30分ほど登ると絶好のビューポイントがあり、未明に登ってそこで夜明けを待つ。摩利支天を正面に構える甲斐駒ケ岳の形が実に印象的だが、見慣れない角度で見る北岳バットレスの形もまたおもしろい。
北岳に傾くオリオン座 平成20年4月5日 鳳凰山砂払山 (28mm F2.8 25sec Iso800)
最近凝っている星空の撮影。この時はライブビュー機能の使い方を教えてもらい、初めて星空撮影に使ってみた。ファインダーを覗いてピントを合わせるのは極めて難しい星空撮影。この機能を使うと確かにピント合わせは楽だが、まだまだカメラの設定、レンズの機能など、問題点山積みだ。この日の空はまさに満天の星空、北岳に沈んで行くオリオン座と冬の大三角形をひたすら撮影したが、決して満足できる写真ではなかった。それと、眠る時間が無くなってしまうのはちょっと辛い。
高峰の星空 平成20年5月4日 小仙丈岳 (28mm F2.8 42sec Iso640)
雪の多かったこの年の南アルプスは、5月連休でもまだたっぷりと雪が残っていた。願ったり叶ったりの風景なのだが登るのは結構大変だった。足が雪にずっぽりとはまって、なかなか進まず、小仙丈岳に到着したのは午後8時半、もう真っ暗だった。テント設営を終えた頃から雲が晴れ、これまた願ったり叶ったりの凄い星空が広がる。結局一睡もせずに撮影に熱中、ヘトヘトで下山した。仙丈岳は富士山と北岳、すなわち日本第一と第二の高峰が並んで見えることで有名。昼の景色も夜の景色も素晴らしい。
いかがでしたでしょうか?ブログ上ヨッシー北岳写真展。酷評をお待ちしております。それと、この分だとまだまだ不順な天気が続きそうで、たぶん狙った写真は撮れないでしょう。そんな時のために次回予告、第2弾は『ダイヤモンドな富士たち』を計画しております。乞うご期待!!
初冬の北岳バットレス 平成18年12月3日 鳳凰山辻山(115mm F11 1/30sec)
冬山経験が全く無かったので、まずは下見に鳳凰山辻山まで行ってみた。間近に見る雪のついた北岳バットレスは実に壮大だった。手前にバットレスを隠すように尾根が通るが、これは池山吊尾根から派生して広河原に至る尾根で、ここには嶺朋ルートという地図に無い上級者ルートが通っている。私の所属する山岳会、嶺朋クラブで毎年コース整備しているが、私はまだ歩いたことが無い。
蒼き北岳 平成18年12月24日 鳳凰山薬師岳 (90mm F20 1/30sec)
辻山で感触をつかんで、今度は単独で薬師岳にテント1泊で向う。初めての雪上テントは不安があったが、幸運にも同じ写真目的の下山氏と出会う。テントの設営や雪山の過ごし方だけでなく、写真に関しても彼からは多大な影響を受け、今でも親密なつきあいが続いている。これはPLフィルターを思い切り効かせて空の青さを強調して撮影した1枚。バットレスを正面に構える鳳凰山からの北岳は、見る者を圧倒する威厳がある。
残月と北岳 平成19年5月5日 鳳凰山赤抜沢の頭 (48mm F14 1/40sec)
このシーズン4度目の鳳凰山でようやく赤抜沢の頭まで行くことができた。九州からはるばる来られた堀川さんらと知り合い、その後星空の撮影にはまるきっかけとなる。この日の朝は薄くピンク色に染まった白峰三山の上に笠雲がかかり、その上に残月があるという絶好の景色が見られた。
白峰三山の朝 平成20年4月6日 鳳凰山観音岳 (28mm F14 1/6sec -2/3EV)
雪の鳳凰山に毎年1度は行かないと気が済まない。鳳凰山目指して登って行くと、夜叉神峠でブログの愛読者、Y-chanに声をかけられ、後に相互リンクする運びとなった。新雪に阻まれて薬師岳の手前、砂払山にテントを張り、翌朝未明に出発して観音岳中腹で朝を迎えた。雲ひとつない快晴で、朝日に照らされた白根三山が上品なピンク色に染まった。
荒れる北岳 平成18年10月10日 中白根山 (19mm F20 1/60sec)
前日から大荒れの天気で、広河原行きのバスが動き出したのは10時過ぎ、北岳山荘まで到着できたのは10人ほどしかいなかった。午後4時ごろから機関銃のような雪と強風が吹き荒れ、翌朝雪は止んだものの相変わらずの強風が吹き荒れていた。中白根山まで行ったもののその先はあきらめて北岳山荘に引き返す。この年の北岳初冠雪だが、白馬岳ではこの時多数の遭難者が出ていた。
雪珊瑚と北岳 平成18年10月10日 北岳山荘前 (25mm F18 1/60sec)
前日の吹雪で稜線上は見事な岩氷とエビのシッポが形成され、ハイマツは珊瑚のように白い雪化粧を纏っていた。風と天気さえ回復すれば・・・一旦下山を決意して歩き始めたが、願いが通じたのか青空が見え始め、北岳山頂も見えてきた。再び戻って農鳥岳を目指す。
農鳥岳から見る北岳 平成18年10月10日 農鳥岳山頂 (33mm F16 1/60sec)
強風は続いていたが天候は回復した。気温も上がり半日も過ぎると雪は大部分がとけてしまった。凄い景色を楽しむことができたが、この時に持っていた三脚は1kgにも満たない軽いものだったので、カメラの固定が悪かったのが悔まれる。(これを機会に1.8kgの三脚に変えた。)農鳥岳から振り返ると、どっしりした山容の間ノ岳の右肩に聳える雄々しき北岳、その尖った姿が美しい。
王者の風格、北岳 平成18年10月11日 間ノ岳 (48mm F22 1/8sec)
入山3日目は打って変わって風も無く穏やかな天候となった。間ノ岳山頂で会った人に話を聞くと、前夜の北岳山荘は横たわる場所もないほど大混雑だったという。こちら側から見る北岳は、甲斐駒ケ岳と八ヶ岳を従えて、空に突き出す格好良い三角錐が王者の風格をたっぷりと漂わせている。
白根南稜からの北岳 平成19年9月16日 笹山(黒河内岳) (70mm F7.1 1/400sec)
歩く人の少ない白根南稜。笹山が山梨百名山に入っていなければほとんど訪れる人はいないのではないだろうか。前年初めて訪れた時は道を間違えて山中を5時間もさ迷い歩き、稜線上でビバーク。この年は山口さんとともに1泊2日で強行し、2日目は14時間も行動した。写真としてはたいしたものではないが、そういう苦労のある1枚である。
笊ヶ岳から見る白根三山 平成18年10月15日 笊ヶ岳 (62mm F18 1/5sec)
山梨百名山中、最も体力を要する山、笊ヶ岳。雨畑の老平から布引山を経て山頂までは、累積標高差で2300mもあり、しかも水場は登山道入り口の広河原から汲み上げるしかない。しかし、その苦労が報われるだけの素晴らしい景色がそこには待っている。特に富士山の眺望は抜群、西側の荒川三山も良い。そして奇妙な形に見える白根三山、農鳥岳が間ノ岳と北岳の間に入るのだ。白根南稜ならではの風景。
紅葉と冠雪の北岳 平成19年10月20日 大樺沢二俣 (33mm F14 1/13sec)
前日北岳は初雪が降ったので喜び勇んで北岳を訪れる。大樺沢から見上げると、下部の緑、中腹の紅葉、山頂の雪と見事な三段紅葉の姿を見せてくれた。前年とは違って天候に恵まれ、快適な山行となった。
晩秋の気配 平成19年10月20日 北岳右俣 (17mm F11 1/80sec)
右俣上部ではもうダケカンバの葉も散りすっかり晩秋の気配。枯れたシシウドを逆光で撮影して晩秋の気配を出してみたが・・・雰囲気がいまひとつ。こういう写真も好きなのだが、私には向かないのかもしれない。
初冠雪の北岳 平成19年10月21日 小太郎山 (53mm F5.6 1/125sec)
肩の小屋で知り合った女性とともに、おやじ3人衆で訪れた小太郎山。尾根伝いに行けば簡単に行けそうに見える小太郎尾根だが、実は道が不明瞭でわかりにくい。これで訪れるのは2度目なのだが、やはり途中で道がわからなくなり、ハイマツをかき分けて道を探すことになる。山頂からの見晴らしは実に良い。少しひねくれたように向うを向く北岳も良いが、間近に迫る仙丈岳や甲斐駒ケ岳も良い。帰りは大急ぎで下山し、なんとか予定のバスに間に合った。
北岳君臨 平成19年6月17日 鋸岳三角点 (260mm F11 1/10sec)
小太郎山からの北岳に似ているが、これは遥か彼方、鋸岳からズームレンズで捕えた北岳。植田さんとともに長い釜無川林道を歩いてたどり着いた三角点ピークは、2~3張テントが張れる私のお気に入りの場所。ここから見る鋸岳第一高点の尖った山容も良いが、仙丈岳から塩見岳、間ノ岳、北岳を一望できるところが良い。
巻雲流れる南アルプスの空 平成19年6月17日 鋸岳第一高点(19mm F14 1/25sec +1/3EV)
前日の夕暮れはおそらくこの年最高と思われる凄い夕焼け空だった。そして翌朝は、年に何回見られるだろうかというような、筋雲の先が巻いた巻雲(絹雲とも言うらしい)流れる凄い空だった。あまりの眺めの良さに、帰りの長い道のりも忘れてしばし山頂で時間を費やしてしまう。
盛夏、朝焼けの北岳 平成19年8月18日 早川尾根
お盆休みでどこの山小屋も大混雑だろうと思いきや、早川尾根小屋は10人ほどの宿泊客で静かな夜だった。アサヨ峰側へ30分ほど登ると絶好のビューポイントがあり、未明に登ってそこで夜明けを待つ。摩利支天を正面に構える甲斐駒ケ岳の形が実に印象的だが、見慣れない角度で見る北岳バットレスの形もまたおもしろい。
北岳に傾くオリオン座 平成20年4月5日 鳳凰山砂払山 (28mm F2.8 25sec Iso800)
最近凝っている星空の撮影。この時はライブビュー機能の使い方を教えてもらい、初めて星空撮影に使ってみた。ファインダーを覗いてピントを合わせるのは極めて難しい星空撮影。この機能を使うと確かにピント合わせは楽だが、まだまだカメラの設定、レンズの機能など、問題点山積みだ。この日の空はまさに満天の星空、北岳に沈んで行くオリオン座と冬の大三角形をひたすら撮影したが、決して満足できる写真ではなかった。それと、眠る時間が無くなってしまうのはちょっと辛い。
高峰の星空 平成20年5月4日 小仙丈岳 (28mm F2.8 42sec Iso640)
雪の多かったこの年の南アルプスは、5月連休でもまだたっぷりと雪が残っていた。願ったり叶ったりの風景なのだが登るのは結構大変だった。足が雪にずっぽりとはまって、なかなか進まず、小仙丈岳に到着したのは午後8時半、もう真っ暗だった。テント設営を終えた頃から雲が晴れ、これまた願ったり叶ったりの凄い星空が広がる。結局一睡もせずに撮影に熱中、ヘトヘトで下山した。仙丈岳は富士山と北岳、すなわち日本第一と第二の高峰が並んで見えることで有名。昼の景色も夜の景色も素晴らしい。
いかがでしたでしょうか?ブログ上ヨッシー北岳写真展。酷評をお待ちしております。それと、この分だとまだまだ不順な天気が続きそうで、たぶん狙った写真は撮れないでしょう。そんな時のために次回予告、第2弾は『ダイヤモンドな富士たち』を計画しております。乞うご期待!!