11月1日は長野県岡谷市の岡谷市文化会館カノラホールで1966カルテットを迎えてのカノラウィークエンドコンサートが開催された。コンサートだけに行くのはもったいないので、岡谷市界隈で簡単に登れそうな山に登ってからという計画で、まだ登ったことが無い守屋山山頂で昼食をとって下山、どこかの温泉でひと風呂浴びてからコンサートに出かける予定を立てた。しかし、この日の天候はあいにくの曇り時々雨。前日に山は中止してコンサートのみ行くことになった。メンバーはうーさん、高山君、大久保さんと私の4名。諏訪湖のほとりのソバ屋で夕食をとってから、開場30分前にカノラホールの駐車場に行くと、既に満車で車が止められない。隣にある市役所の立体駐車場に案内されてそこに止めるが、こちらも最上階しか空いていなかった。1966カルテットのコンサートの他にもうひとつイベントが行われていたらしく、そのための大混雑となったようだ。ニューアルバム『Abbey Road Sonata』の曲を中心に約20曲披露してくれたが、今度のアルバムは今まで以上に音楽性と芸術性の高い、ロックながらクラシック曲に近い仕上がりとなっており、あっという間の2時間だった。
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6月に銀座王子ホールで行われたコンサートの時にいただいたポスターにようやくサインが入った。
長野からの帰り道、中央道で山梨県に入ったあたりで薄雲を透かして月が見え始めた。明日は天候が回復しそうだ。この空の様子だと、うまくすれば朝は雲海の上に浮かぶ富士山が見られるかもしれない。しかし、早朝起きられるかどうか・・・。
朝7時に起床して三つ峠ライブカメラをチェックすると、予想した通り河口湖を雲が覆い、その上に富士山が立っていた。これから出発してもおそらくはもう雲海は消えてしまっているだろうが・・・どうするか考えている間に時間はどんどん過ぎて行く。準備して出かけることにして、一番手っ取り早い新道峠に行ってみることにする。
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雲に覆われた甲府盆地と釈迦ヶ岳。
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新道峠第2展望台から見る富士山。
10時新道峠に到着。河口湖を覆っていた雲はもう消えてしまい、富士山山頂には不完全な笠雲がかかっていた。シンボルツリーのある第1展望台に行ってみてビックリ!お気に入りだったシンボルツリーが切られているではないか!!誰がこんな酷いことをするのか、展望を得るために切ってしまったのか?とこの時は憤りを感じたが、木を良く見てみると枝のところが折れ曲がっている。どうやら台風の影響で木が折れてしまったようだ。この木に霧氷が付いたところを富士山をバックに撮影するのが念願の夢だっただけに、倒れてしまって非常に残念である。
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新道峠第1展望台。ショック!お気に入りのシンボルツリーが切られている。
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左側の枝が折れ曲がっており、どうやら台風の影響で木が折れてしまったらしい。
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河口湖の上に現れたレンズ雲。
ふと河口湖の上を見ると、面白い形の雲が現れていた。レンズ雲だ。いつも通り黒岳の展望台に行くか、それとも9年ほど前の悪天候の日に1度訪れただけでまだ富士山の姿を見ていない中藤山(なかっとうやま)方面に行ってみるか・・・。今後の撮影の事を考えて偵察の意味を兼ねて中藤山に行ってみることにする。小さなアップダウンがあるが、歩き易い尾根道が続く。
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ところどころに開けた富士山展望地がある。
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ここはいまいちだが、霧氷が付けば面白いかもしれない。
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手頃な展望岩が突き出ているが、右手の木が邪魔になって富士山の展望はいまひとつ。
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中藤山直下。好展望だが、中途半端に突き出たカラマツの木がちょっと邪魔。
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中藤山山頂と三角点。カラマツの林が切り開かれていて、やや窮屈な感じがする富士山だが、星の撮影には適度に河口湖の明りが遮られて良いかもしれない。
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中藤山先にある展望地。可哀そうなくらいに木が切られてしまっている。その先にある岩からの眺望は何も遮るものが無い好展望。
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左に河口湖と町、右に富士山というこの構図は中藤山界隈でいちばん良い(と思う。)
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カラマツの紅葉と十二ヶ岳・節刀ヶ岳。中央少し右寄りが十二ヶ岳、その右にチョンと尖っているのが節刀ヶ岳。
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この先は下りで大石峠に至る。ここまでで引き返す。
中藤山近くの展望地で昼食をとる。富士山頂にかかった笠雲が少し成長し始め、その上にレンズ雲のようなものが出始めたので、もっと面白い形に成長するのではないかと待ってみたが、間もなく笠雲は縮み始めてしまった。本日これにて撤退。
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笠雲の富士山とレンズ雲の河口湖。
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笠雲とレンズ雲の富士山
3年前だったか、釈迦ヶ岳の山頂で一夜を過ごしたふたご座流星群の夜、富士山の裾野ギリギリのところでカノープスらしき星が写っていた。ほぼ同じ標高で富士山裾野の展望が良い中藤山ならば、ひょっとしたら南の超低空に輝くこの星を捉えることができるかもしれない。
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6月に銀座王子ホールで行われたコンサートの時にいただいたポスターにようやくサインが入った。
長野からの帰り道、中央道で山梨県に入ったあたりで薄雲を透かして月が見え始めた。明日は天候が回復しそうだ。この空の様子だと、うまくすれば朝は雲海の上に浮かぶ富士山が見られるかもしれない。しかし、早朝起きられるかどうか・・・。
朝7時に起床して三つ峠ライブカメラをチェックすると、予想した通り河口湖を雲が覆い、その上に富士山が立っていた。これから出発してもおそらくはもう雲海は消えてしまっているだろうが・・・どうするか考えている間に時間はどんどん過ぎて行く。準備して出かけることにして、一番手っ取り早い新道峠に行ってみることにする。
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雲に覆われた甲府盆地と釈迦ヶ岳。
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新道峠第2展望台から見る富士山。
10時新道峠に到着。河口湖を覆っていた雲はもう消えてしまい、富士山山頂には不完全な笠雲がかかっていた。シンボルツリーのある第1展望台に行ってみてビックリ!お気に入りだったシンボルツリーが切られているではないか!!誰がこんな酷いことをするのか、展望を得るために切ってしまったのか?とこの時は憤りを感じたが、木を良く見てみると枝のところが折れ曲がっている。どうやら台風の影響で木が折れてしまったようだ。この木に霧氷が付いたところを富士山をバックに撮影するのが念願の夢だっただけに、倒れてしまって非常に残念である。
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新道峠第1展望台。ショック!お気に入りのシンボルツリーが切られている。
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左側の枝が折れ曲がっており、どうやら台風の影響で木が折れてしまったらしい。
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河口湖の上に現れたレンズ雲。
ふと河口湖の上を見ると、面白い形の雲が現れていた。レンズ雲だ。いつも通り黒岳の展望台に行くか、それとも9年ほど前の悪天候の日に1度訪れただけでまだ富士山の姿を見ていない中藤山(なかっとうやま)方面に行ってみるか・・・。今後の撮影の事を考えて偵察の意味を兼ねて中藤山に行ってみることにする。小さなアップダウンがあるが、歩き易い尾根道が続く。
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ところどころに開けた富士山展望地がある。
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ここはいまいちだが、霧氷が付けば面白いかもしれない。
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手頃な展望岩が突き出ているが、右手の木が邪魔になって富士山の展望はいまひとつ。
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中藤山直下。好展望だが、中途半端に突き出たカラマツの木がちょっと邪魔。
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中藤山山頂と三角点。カラマツの林が切り開かれていて、やや窮屈な感じがする富士山だが、星の撮影には適度に河口湖の明りが遮られて良いかもしれない。
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中藤山先にある展望地。可哀そうなくらいに木が切られてしまっている。その先にある岩からの眺望は何も遮るものが無い好展望。
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左に河口湖と町、右に富士山というこの構図は中藤山界隈でいちばん良い(と思う。)
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カラマツの紅葉と十二ヶ岳・節刀ヶ岳。中央少し右寄りが十二ヶ岳、その右にチョンと尖っているのが節刀ヶ岳。
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この先は下りで大石峠に至る。ここまでで引き返す。
中藤山近くの展望地で昼食をとる。富士山頂にかかった笠雲が少し成長し始め、その上にレンズ雲のようなものが出始めたので、もっと面白い形に成長するのではないかと待ってみたが、間もなく笠雲は縮み始めてしまった。本日これにて撤退。
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笠雲の富士山とレンズ雲の河口湖。
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笠雲とレンズ雲の富士山
3年前だったか、釈迦ヶ岳の山頂で一夜を過ごしたふたご座流星群の夜、富士山の裾野ギリギリのところでカノープスらしき星が写っていた。ほぼ同じ標高で富士山裾野の展望が良い中藤山ならば、ひょっとしたら南の超低空に輝くこの星を捉えることができるかもしれない。