山中湖でダイヤモンド富士を撮影した後は新倉山公園に移動する。この日は夕空に月齢3の月が輝くはずで、忠霊塔の展望台からだとちょうど塔の上あたりで輝くはずである。午後5時半ごろに展望台に到着したかったのだが長い階段が思ったよりも難敵で、寄り道しながら歩いたら6時を過ぎてしまった。
神社の鳥居のところから見る富士山と三日月
中腹から見る富士山と月。木星も輝いている。
さらに上から見る月と富士山
忠霊塔の展望台の上に到着。地球照の月になるはずだったのだが少し時間が遅かったようだ。
忠霊塔の上で輝く三日月
予想していたよりも月の位置は忠霊塔から遠かった。
月の上には木星が輝いているのだが、遠過ぎて木星を入れると空の空間が広くなって間が抜けた写真になってしまう。
あっという間に夜がふけて富士山が暗くなってしまう。
おおいぬ座とシリウスが昇って来ていたがライティングの明かりに霞んでしまう。
夕空に浮かんだもう少し感動的な地球照の月になるのを期待していたのだが、月の位置が高く時間も少し遅かった。この場所で地球照の月と忠霊塔を撮影するならば11月か12月のもっと低い位置に沈む細月を狙ったほうが良さそうである。天気が良ければまた撮影に訪れてみたい。