山梨百名山から見る風景

四方を山に囲まれた山梨県。私が愛して止まない山梨の名峰から見る山と花と星の奏でる風景を紹介するページです。

南部町で見た植物 令和6年8月12日

2024年08月17日 | 里に咲く花
 思親山にテント泊してペルセウス座流星群を観察した後、何ヶ所か南部町に生育する植物を見て巡ってきた。

    山上に群生しているシダ

    生育場所が限られており全国的にも稀少なホソバショリマ

    柔らかいシダで毎年鹿の食害に遭っている。今年もだいぶひどい。

    既に枯れ始めてきているが、ソーラスがあまり見当たらない。

    わずかにソーラスが付いていた。

    林道脇に生えていた大型のシダ、ナチシダ。

    あちらこちらで見られるようになり、南部町では珍しく無くなってきた。

    なんとか花を見たいと思っているサネカズラを見に行ってみる。

    もうすぐ咲きそうな気がするのだがなかなか咲いてくれない。

    毎度訪問しているお寺を訪れる。

    ここにもサネカズラが生育しているが草刈りされて小さくなってしまっている。まだ固い蕾が付いている。

    リンボクの幹

    見上げるリンボクはまだ花が付いていないようである。

    こちらはおそらくスダジイの木

    木が高過ぎて花や実を見るのは難しそうである。

    これはササクサであろう。まだ穂は十分に展開していない。

    期待していたトサノクロムヨウランだが・・・

    残念ながら花は開いていなかった。蕾の大部分は開かずに枯れてしまったようである。

 サネカズラとトサノクロムヨウランの花を期待していたのだが、いずれの花も開花しているところは見ることが出来なかった。トサノクロムヨウランは今年はもう咲いているところを見るのは困難であろう。来年に期待したいと思う。


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1日早いペルセウス座流星群 思親山 令和6年8月11日-12日

2024年08月15日 | 星空
 今年のペルセウス座流星群の極大は8月12日の深夜であるが、天気予報では雲が多くて条件が悪そうである。前日の11日から12日にかけては未明から晴れそうである。1日早いペルセウス座流星群を撮影に、久しぶりにテントを担いで思親山に登ってみることにする。
 午後から夕立が来るかもしれないので、佐野峠で空模様を伺いながら、大丈夫そうなのを確認してから夕方6時半に峠を出発する。歩き始めて間もなく陽が沈んで薄暗くなってきた。予想はしていたのだが、想定外にたくさん足元にまとわりついて来るヤマヒルに大苦戦する。息が上がって立ち止まるとすぐに数匹のヤマヒルが靴に昇って来る。その都度アルコールスプレーで撃退するのだが切りが無い。20匹以上は撃退したであろう。さほどの距離を歩いたわけでは無いが、久しぶりのテント装備とカメラ2台に三脚2本、さらに交換レンズはずっしりと重く、9時少し前にやっと思親山山頂に到着した。テントを張って寝床の準備であるが、山頂にはヤマヒルは居ないだろうと思っていたところ、テントの中に1匹入り込んできたのにはビックリである。
 山頂は霧が立ち込めて全く景色が見えない。30分ほど待っていると少し霧が晴れて月とわずかに星が見えるようになった。しかしそれも一時だけで再び霧に覆われてしまう。目覚まし時計を未明1時15分にセットして寝ることにする。

    登り始めてすぐに日没を迎える。足元には次々にヤマヒルが襲ってくる。

    山頂は霧に覆われていたが一時だけ霧が晴れた。富士山は見えない。

    半月間近の月が沈んで行く。

 未明1時過ぎに目覚まし時計で目を覚まして外を見るとまだ霧で真っ白である。2時に起き出すとようやく霧が晴れて星が見えるようになってきた。ペルセウス座も東の空高く昇って来ている。カメラ2台をセットすると、すぐに数個の流星が流れた。その後もちらほらと流星を目撃したがなかなかカメラの視野に入って来ない。さらに、霧がすっかり晴れたわけでは無く、レンズの結露が起こってしまう。何度もレンズを拭いて1時間ほど奮闘したが、睡魔に襲われて一時テントに戻って仮眠する。しかし、その間にまたレンズが結露してしまい、全くまともに撮影出来ていなかったのは失敗だった。

    やっと霧が晴れて星空と富士山が見えるようになった。富士山右上の明るい星が接近した木星と火星、左上がぎょしゃ座のカペラである。

    富士山の右上を流れた流星

    今度は左上。この2個は肉眼でも確認した。


    トリーミング画像。左側を水平に流れているのは人工衛星と思われる。

    もう1台のカメラ。何度も拭き取ったがすぐにレンズが結露してしまう。

    トリーミング画像。左上を流れた流星。

    レンズが結露した中を流星がうっすらと写っている。

    3個のペルセウス座流星群を合成して作成した画像。

    もうすぐ夜明け。右側にオリオン座が昇って来ている。左端にうっすらと流星が写っていた。

    星の輝きが消えた夜明け前の空。

    もうすぐ日の出だ。

    富士山右側の雲が輝いている。

    日の出

 体力があれば未明から夜明けまでレンズの結露を拭き取りながら撮影が出来たのであろうが、とてもそんな体力も気力も無い。それなりに寝たつもりだが、グッタリである。レンズの結露のために満足な写真は撮れなかったが、なんとか3個を合成してそれらしい写真になったので良しとしよう。


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アギナシが咲いた 椹池 令和6年8月8日

2024年08月10日 | 水辺に咲く花
 そろそろサワギキョウが咲いている頃ではないかと思い、椹池に立ち寄ってみる。すると、サワギキョウと一緒に白い花が咲いている。これは何年も咲いていなかったアギナシの花ではないか。

    椹池。水量は普通である。

    手前に群生しているのはヒロハドジョウツナギではないかと思う。

    たぶんヒロハドジョウツナギ。この池には結構生えている。アブラガヤが混じっている。

    新鮮なサワギキョウが池に浮かんでいる。

    サワギキョウ。紫色の美しい花である。

    結実しているナガエミクリ

    浮島の中に白い花がポツポツと咲いている。

    これはアギナシの花ではないか。葉は確認していたが花を見るのはずいぶん久しぶりである。

    アギナシの花。下から順に上に向かって咲いて行く。

    アギナシの葉。細長いものが多いが幅の広いものもある。

    葉の先端部はやや鈍頭で、辺縁が内側に巻くのが特徴である。時として筒状になる。

    アギナシの葉と花。花穂は葉よりも長く伸びて花を咲かせる。

    サワギキョウと一緒に咲いていたアギナシ。こちらのものは葉が細い。

    たくさん咲いていて驚きである。

 アギナシを初めて見たのがこの椹池で、他の場所ではまだ見たことが無い。何年か見に来ているが、葉は確認しているが花はしばらく見ていなかった。ブログの記録を見直してみると平成30年(2018年)9月以来花は確認できていなかった。葉の数も少なく、このまま絶えてしまうのではないかと心配していたのだが、今年はたくさん咲いてくれた。葉もたくさん出ている。花が咲くのに周期性があるのかも知れないが、生き残っていてくれて、しかもしっかりと咲いてくれてほっとした。今日はこの池に立ち寄って良かったと思った。


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咲き始めたコカモメヅル 令和6年8月8日

2024年08月10日 | 山に咲く花
 7月に見に行った時はまだ蕾だったコカモメヅルはもうそろそろ咲いている頃であろう。昨年も何度か見に行ったが花が開いたのは8月に入ってからだった。陽が当たらないと花を開かないので、観察するならば午後のほうが有利である。午後2時ごろに現地に到着し観察を始める。

    現地に行く前にちょっと立ち寄り。キツネノカミソリは満開、ないしは少し痛み始めていた。

    草にからみ付いているコカモメヅル

    まだ蕾が多いが少し咲き始めている。花数は昨年よりもかなり多い。

    咲き始めたばかりのコカモメヅル

    小さな花。風に揺れてなかなか撮らせてくれない。

    昨日の雨で水位が上がっている。

    ヒツジグサの花が見えない。葉も少ないように感じる。ヒルムシロはどこに行ったのだろうか?

    ヒツジグサの葉。小さな白い蕾が見えており、今日は咲かないようである。

    こちらは花を終えたものであろう。

    水位が上がって水中で咲いているヒツジグサ

    タヌキモは浮草なので池の周辺を探せば簡単に見つかると思ったのだが・・・

    今年はきわめて数が少ないようで、少ししか見つからない。捕虫嚢がまだ見えておらず、これからなのかも知れない。

 コカモメヅルはまだ咲き始めだが、今年は蕾をたくさん付けておりおそらく当たり年なのであろう。池の中はヒツジグサ、ヒルムシロ、タヌキモとも数が少ない。池にブラックバスや鯉が生育したことによる環境の変化によるものでは無いことを願いたい。


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結実したモクゲンジ 令和6年8月6日

2024年08月09日 | 樹木類
 雷鳴が轟いたかと思ったら雨が降り出してしまった。南部町から身延町に移動したが雨が降っており、しばらく車の中で寝ながら待機する。ほぼ止んだところでそろそろ実を付けているであろうモクゲンジを見に行ってみる。変わった形の実が付くらしい。


    結実しているモクゲンジ。黄色っぽい実が付いていて一見花が咲いているように見える。

    花では無くてこれは実である。

    たくさん付いている。

    結実したモクゲンジ

    ホオズキのような実を付ける。割れた実の隙間から球形の種が見えているものもある。

 モクゲンジは小さな可憐な黄色い花からは想像できないような大きな実を付けていた。実が割れて種が見えてくる頃にはまた違う姿を見せてくれるのであろう。


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懲りずにトサノクロムヨウラン 令和6年8月6日

2024年08月08日 | 山に咲く花
 前回見にいってから1週間近くが経過した。きっと咲いているであろうトサノクロムヨウランであるが、この花は午前中に行かないと花が閉じてしまうらしい。しかし仕事があって午前中が空く日はまだ少し先になってしまう。午後の早い時間ならばなんとか見られるのでは・・・という淡い期待を抱いて、仕事を終わらせてから急いで見に行ってみる。午後1時に到着したが、空模様が怪しくなり雷が鳴り出した。あまり長時間は天気が持たないであろう。急いで見に行ってみる。

    今度こそ咲いているか、咲いた形跡があるだろうと思ったのだが・・・

    先端部が開いておらず、咲いた形跡が無い。

    角度を変えて見てみると、先端部が傷み始めているようである。

    いちばん下側の花は茎が枯れかけているように見える。このままダメになってしまうのではないだろうか?

    近くにたくさん生えている草はセンブリではないかと思う。

    これはハシゴシダであろう。

    羽片のいちばん付け根の上向き小羽片が大きい。

 なんとか花を見てみたいと思っているトサノクロムヨウランはまたしても咲いていなかった。週末の連休は休みの予定なので、その時に午前中に見に来てみたいと思う。そこで咲いていなければ、今年は諦めである。


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この花はいつ開くのだろうか? トサノムヨウラン再訪 令和6年7月31日

2024年08月06日 | 山に咲く花
 本日の出張先は都留市だったのでトサノムヨウランが生育する場所とは全く反対方向である。しかしどうしてもこの花が開いているところが見たくて、高速を使って移動し、午後からまた訪れてみる。

    もう咲いている頃だろうと思ったのだが・・・

    残念ながら花が開いていない。

    先端部が傷んでいるものもあるのだが、ひとまずは立ち枯れしていない。

    サネカズラもまだ蕾

    しかし蕾が膨らんであと数日で咲きそうなものもある。

 トサノムヨウランは朝から午前中にかけて花を開き、午後になると閉じてしまうらしい。しかし、今回の株はまだ蕾が固くて開いた様子が無い。おそらく数日のうちに花を開くのであろうか、花の寿命が短くてタイミング良く花を見るのはかなり難しそうである。土・日曜日は仕事が入っており午前中に訪問できる日は10日くらい先になってしまう。なんとか花を見れないものかどうか、思案中である。


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水草はあまり育っていなかった 河口湖 令和6年7月30日

2024年08月05日 | 水辺に咲く花
 富士吉田方面に出張があったので既に何度か立ち寄っている河口湖の水草を観察に行ってみる。現地に到着すると間もなく空模様が怪しくなり始め、雨がぱらつき出したかと思ったらあっという間に強い雨が降り出した。車の中で昼寝しながら待機していると30分ほどで雨が上がって少し青空が見え始めた。長靴を履いて傘を持って散策に出かける。

    雨が上がったばかりの公園。少し水たまりが出来ている。

    この黄色い花はオグルマであろう。

    イヌゴマが群生

    葉の幅が広く、これはコシロネであろう。

    水草が生育する場所まで水位は到達しているが、水位が低い時に生えた草がはびこっている。

    昨年見たホッスモやフラスコモの仲間などはまだ姿が見えない。

    ツツミズヒキモと思わしき水草が昨年たくさん生えていた池を訪れる。こちらもイヌタデなどがたくさんはびこっている。

    スイレンはまだ蕾

    この池にも藻類の姿は見えていない。

    場所を移動する。昨年見つけたボートの中の水たまりに生えている藻類。

    これはコカナダモではないかと思う。

    見に来たのはこの葉が細いほうの藻類。

    イトモの仲間だと思う。残念ながら花は付いていない。

    葉の付け根の部分を調べてみる。

    ロール状になっている。これはツツイトモないしはツツミズヒキモのいずれかではないかと思う。

    メドハギがたくさん生えている。

    そろそろマメダオシが生え始めているのではないかと思ったのだがまだ早かったようである。

 葉の細い水草はツツイトモないしはツツミズヒキモのいずれかではないかと思っているのだが、見分けるには花ないしは結実した実の形を見ないと判別するのは難しいと思う。今年は花を見てやろうと6月ごろから何度か訪問しているのだが、河口湖の水位が異常に低かった今年は元気な藻類の姿はあまり期待できなそうである。まだチャンスはあるので、また訪問してみたいと思っている。


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アリノトウグサが満開 令和6年7月28日

2024年08月04日 | 山に咲く花
 10日ほど前に訪問した際のアリノトウグサはまだ咲き始めたばかりだったが、そろそろ満開になっている頃ではないか思う。ナツエビネを観察に行って軽い熱中症のようになってしまったが、機会を逃すと見られなくなってしまうので行ってみる。

    群生するアリノトウグサ

    生えているのはほんの一画のみである。


    先端部まで花が付いていてほぼ満開状態

    小さくてしかも風に揺れてなかなか撮らせてくれない。

    アリノトウグサの花

    花弁が反転して中の雄しべが見えている雄性期の花

    こちらは花弁が脱落して雌しべが見えている雌性期の花

    雌性期の花

    存分に楽しませてもらったアリノトウグサ

 見たかった雄性期と雌性期の花を観察することが出来た。暑くてバテていたがちょうど良い時期に花を観察することが出来て、立ち寄って良かったと思う。


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今年も夏バテのナツエビネ 令和6年7月28日

2024年08月03日 | 山に咲く花
 昨年訪れた時には半分以上の株が立ち枯れを起こしていて花が咲かないものが多かったナツエビネであるが、今年はどうだろうか?暑過ぎる日々が続いており今年もあまり咲かないで終わってしまうのではないかと思っている。

    ヒメサジランは少し増えたような感じがする。

    しかし相変わらずソーラスは付けていない。

    ベニシュスランはもう終わっていた。

    ナツエビネが生育する斜面。かつては少し草が生えていたのだが今は何も生えていない。立ち枯れするのは当然の環境であろう。

    思った通り、花が咲く前に花穂が枯れてしまっている。

    こちらも同様。生き残っている小さなほうの花穂も、たぶん全開せずに枯れると思う。

    小ぶりだが日陰に居たこの株はなんとか咲いてくれそうである。

    もともと個体数は少ないのだが、その半分以上が立ち枯れの状態になっていた。

    シダが着生している岩壁を覗き込んでみる。

    この岩にはオクタマシダが多く着生している。

    オクタマシダ。山梨県ではとてもレアなシダである。

    こんなに固まってたくさん生えている場所は他に知らない。

    岩壁に草が生えている。

    この真直ぐに立ち上がるように生える草は、おそらくハシナガカンスゲではないかと思う。岩壁が高く確認するのは難しい。

 ナツエビネが咲くには1週間ほど早かったが、予想していた通りに花が咲く前に立ち枯れを起こしていた。夏が暑過ぎるうえに斜面が乾燥化して生育環境が悪い。花が咲かないと増殖するのは難しく、今後徐々に衰退していってしまうのではないかと心配している。

 ナツエビネは夏バテしているが、観察に行ったこちらの体も完全に夏バテである。大汗をかいて体力を消耗、熱中症に近い状態になったようで、帰りの登り返しは息が上がって足が上がらない。ゆっくり休もうとするとヤマヒルに襲われる。やっと車のところまでたどり着いて、クーラーを効かせて30分ほど横になって休む。幸いにして着替えの下着があったので着替えたが、下着から汗がしたたり落ちるほどの大量の汗をかいた。水分を十分に補給して、あまり歩かなくて済む次の場所を訪れてみたいと思う。


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花が開かないトサノクロムヨウラン 令和6年7月28日

2024年08月02日 | 山に咲く花
 前日に見つけたトサノクロムヨウランは花の1輪は落ちてしまっていてその他はまだ蕾だった。ひょっとしたら本日は新鮮な花を開いているのではないかと期待して再訪してみる。折角なので周辺の林の中も散策してみる。

    開花しているのを期待していたトサノクロムヨウランだが・・・

    残念ながらまだ蕾で花は開いていなかった。


    もうすぐ開くのではないかと思うのだが??

    周辺の林の中を散策してみるとガラになったムヨウランの仲間が生えていた。

    それなりに数はある。

    こんなにたくさん生えているものにも出会えた。

    しかし、トサノクロムヨウランとは明らかに花期が違うようである。これはムヨウランのほうではないだろうか?

 期待していたトサノクロムヨウランは残念ながら花が開いていなかった。午後になったら開いてくれるのではないだろうか?他の場所の花を巡って来てからまた見に来てみよう。

    河川敷の草に黄色いツルがたくさん絡んでいる。

    これはアメリカネナシカズラのツルではないだろうか。花はまだあまり咲いていない。

    小型のものは花を付けていた。

    白い小さな花が咲いている。

    花弁が反転していて先端が尖っている。

    これはアメリカネナシカズラで間違いないであろう。

 他の場所の花を散策して午後5時ごろにもう一度トサノクロムヨウランを見に行ってみる。さて、どうだろうか?

    残念ながら花は開いていなかった。

 猛暑日が続いており、花が開かずに立ち枯れしてしまうのではないかと心配している。近々再訪してみたいと思う。


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