この日も甲府市は猛烈に暑く、あまり長時間散策する気にはとてもなれない。あまり歩かないで観察できる甲府市のマツグミがもう咲いているか、少し遅いかも知れない。
湯村山の尾根と甲府の町並。富士山は雲に隠れている。
マツグミの花が咲いている。
もう痛んでいて半分くらい散っている。
大株のマツグミ
ここはまだ比較的花が残っている。
期待していた至近距離で見ることが出来るマツグミの木。残念ながらほとんど散っていた。
残っていたマツグミの花
少し遅かったのは残念。花付きはあまり良く無かったようである。
これはネズミサシであろう。
丸い実をたくさん付けている。
赤い実を付けたこの木はアオハダであろう。
こんなところにヒキヨモギが生えていた。
向こう側にある大株はもう倒れていた。
ミヤマウズラが咲いていた。
カイイワカガミの中に咲いたミヤマウズラ。この山域で葉は見かけていたが花を見るのは初めてかも知れない。
マツグミの花は少し遅かった。花付きはあまり良いとは言えなかったようである。ヒキヨモギは富士山周辺の草地でしか見られないものかと思っていたのだが、まさか甲府市にも生えている場所があった。先日タヌキマメを見に行った北杜市の草むらでも見かけており、意外と広く生育しているのかも知れない。
さて、もう1ヶ所見に行ってみよう。
カリガネソウが生育している用水路脇。今年は大株が生えている。
昨年は伐採作業が行われていて倒れてしまっていたが、今年は元気である。用水路手前にあった株は残念ながら消失。
もう大部分散ってしまっているカリガネソウ
花は綺麗だが臭いはきつい。
カリガネソウは元気に生えていたが用水路手前側の株は刈られて無くなってしまったようである。さらに道路の向こう側の斜面にあった株も見当たらなくなっており、全体的な個体数は減ってしまっている。